【ソウル=中村勇一郎】2007年12月の大統領選を前に盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の中間評価ともなる韓国の統一地方選は31日、全国1万3000か所の投票所で実施、午後6時で投票が締め切られ、即日開票された。
1日午前1時現在のKBSテレビの開票速報によると、焦点の全国16の主要市長・道知事選のうち、ソウル市長選など12か所で最大野党ハンナラ党が当選確実となり、圧勝した。同党は済州道でも無所属候補と接戦を繰り広げている。
与党ウリ党が当選確実なのは鄭東泳(チョン・ドンヨン)党議長の地元の全羅北道1か所だけ。鄭議長は大敗が決定的となった31日夜、「議長として責任を負うつもりだ」と辞任を示唆した。野党の民主党は、地盤の光州市と全羅南道の2か所で当選確実とした。
(読売新聞) – 6月1日
ここんとこ諸事「踏んだり蹴ったり」な韓国政府・与党、予想通り(以上?)の惨敗でしたね>統一地方選。ただ、これで韓国の対日外交政策が一転して軟化するかと言えば、多分それは無いでしょう。むしろ支持層の引き締め&国内へのパフォーマンス目的での「より過激な外交姿勢」を見せる可能性の方が高いと思われます。
もっとも、万一ウリ党が勝ったら勝ったで、従来の路線が支持された結果だとばかりに既存の対日強硬路線を突き進んだでしょうけどね>今回の地方選。詰まるところこと外交関係に関しては、日本にとってどっちに転んでもメリットはあんまり無い選挙だったということで。
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