「児ポ」「獣姦」──pixivの一部サービスで規制強化、対応なければアカ停止も ユーザーからは批判相次ぐ(2022/11/15 ITmedia)
ピクシブは11月15日、同社が運営する「BOOTH」「pixivFANBOX」「pixivリクエスト」など、決済をともなうサービスについて、共有の利用規約の改定を12月15日に実施すると発表した。禁止されている取引の明確化を目的としたもので、11月下旬に新しい利用規約を公開する。
「決済を伴う取引に関するサービス共通利用規約改定の事前のお知らせとお願い」を公開いたしました。
このたびの改定は、BOOTH、pixivFANBOX、pixivリクエスト機能など決済を伴う取引に適用されます。
詳細はこちらをご確認ください。https://t.co/rlU1CotvzQ
— pixiv (@pixiv) November 15, 2022
同社は、上記3サービスで利用規約に違反した取引が確認されていると指摘。規約の第14条26項では、銃や覚醒剤の他、「法律・条例・その他当社が定める基準に反するような、わいせつ、児童ポルノまたは児童虐待に相当する画像等のデータを含む商品等」「修正のない性器の露骨な描写や結合部分の具体的描写等がある商品」の販売を禁止と記されている。
今回、第14条26項を改定し、取引が禁止されている商品やコンテンツの基準を分かりやすくする。同社は、改定日の15日までに、該当商品の取り下げや非公開化を要請。改定以降に禁止されている商品を発見した場合、運営側で非公開にする他、継続的に禁止商品を取引している場合は、アカウントを停止するという。
同社はお知らせの中で、国際カードブランドが規約で「児童ポルノまたは児童虐待」「近親相姦」「獣姦」「レイプ」(同意のない性的行為)「人または体の非合法的な切断」など、公序良俗に反する行為のコンテンツ/商品の取引を禁止していると指摘。これらのワードを含む利用規約に抵触する商品を取り扱っている場合は、非公開化や取り下げなどを呼びかけている。
Twitterでは「pixiv」「BOOTH」の他、「近親相姦」などの関連ワードがトレンド入り。ピクシブへのアナウンスに対し「創作SNS大手として小説も絵も守ってほしい」「BOOTHやFANBOXから手を引かないといけなくなる」「古事記や源氏物語もだめでは」といったコメントが集まった。また、ニジエ、Fantia、Ci-en、ニコニコ静画といった代替サービスへの移行を表明するユーザーも見られた。
小難しいことを言っているけど、要はアレだろ。
これに加え、昨今、国際カードブランドによる表現規制が活発化していることから「表現に規制をかけない決済方法は他になかったのか」「海外のカード会社を切ってでも、表現の自由を守らなければ日本独自のSNSとしての存在意義が失われる」といったコメントも見られた。太田区議会議員の荻野稔氏も「クレジットカード会社、クレカ決済が案の定、関門になってきましたね」とツイートしている。
中には「Skebコインでクレカの影響を受けないスケブのありがたさよ」といった、独自の仮想通貨を持つスケブの優位性に言及する声もある。スケブ創業者のなるがみ氏もTwitterで「pixivさん暗号資産決済必要だったら決済会社紹介できます」と投稿。表現規制を受けない、クレジットカードに代わる決済手段についての議論がいっそう進みそうだ。
DMMでMasterCard決済が出来なくなったゴタゴタと根は一緒だろ。
そう。
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