「赤い超新星」愛美の出所シーンと一連のアキバのメイドらしからぬ広島ヤクザな振る舞い(中の人=流石のジモティ)には、「おお!まんま任侠映画じゃないか」と笑って観ていられたが、まさか、大物武闘派の娑婆への帰還が、末端組織の動揺や若いヤクザの悲劇を誘発する展開まで30分で描き切るとは思わなかった第6話。
ギャグとシリアスの塩梅の上手さに定評がある本作だが、今回は特にキレキレでしたな(なごみ嬢とねるらちゃんの姉妹盃の一連のシーンとか)。
それだからこそ、ねるらちゃんが今回で退場する展開にはショックを受けた。「シリアスに振り切る時は一気に行くぞ」と視聴者に宣言した感があって。そんなスタッフの考えを代弁するかのように、組織への忠誠心より姉妹への想いを選び、その上でメイドとしての覚悟と矜持を持って死んでいったねるらちゃん。彼女の最期の言葉が、第7話以降のなごみ嬢の覚醒にどう作用するか全く読めない。
加えて、「強者は強者を知る」愛美と嵐子さんの邂逅、恐らくは大将が過去に媒酌人を務めた嵐子さんと凪の「姉妹盃」の関係。物語が一気に動き出し、視聴者はそれについていくしかないステージに入った気がする。これだから本作の視聴はやめられない。
最後に小ネタ。
- 今回のプリキュア声優枠は、みやびこと「キュアベリー」喜多村英梨。今回は生き延びたが、先達の様にどこかで殺されちゃうんだろうなあ
- 冒頭NRの森羅万象にVシネマ吹いた
- ライスシャワーといいねるらちゃんといい石見舞菜香キャラには短刀が良く似合う
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