【マクロ統計で嘘を吐かれると】国交省の「建設工事受注動態統計」書き換え 8年前から二重計上【本当に困る】


困るよなあ。この手の数字を前提にお仕事やっている人もいるんですよ。

国交省、統計書き換え 8年前から二重計上―法抵触の恐れ、岸田首相が再発防止指示(2021/12/15 時事通信)

 建設業の毎月の受注動向を示す「建設工事受注動態統計」について、国土交通省がデータを書き換えて二重に計上していたことが15日、分かった。8年前の2013年から過大に推計されていた。政府統計への信頼が揺らぎかねず、虚偽報告を禁じた統計法に抵触する恐れがあり、岸田文雄首相は関係省庁に再発防止を指示。国交省も過大計上が始まった経緯などについて調査を開始しており、実態解明を進める。
 工事受注統計では、建設業者が公共機関や民間企業などから請け負った工事の実績を集計する。国内総生産(GDP)の推計などにも活用され、政府が特に重要と位置付ける基幹統計に当たる。18年末に発覚した厚生労働省が所管する毎月勤労統計の不正に続く不祥事となる。
 斉藤鉄夫国交相は15日の衆院予算委員会で過大計上の事実を認め、陳謝。岸田首相は「大変遺憾だ。二度とこうしたことが起こらないよう再発防止に努めなければならない」と述べ、過去の経緯の確認を急ぐ考えを示した。いずれも立憲民主党の階猛氏への答弁。階氏は第三者委員会で調査するよう求めた。

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