このマンションでは今月に入って不審な男が目撃されており、調布署から防犯指導を受けた管理人が監視カメラなどで警戒していた。この日、居住者以外が侵入したのを管理人が確認し、通報を受けた署員が大和田容疑者を取り押さえたという。
それとも、調布署の防犯指導が大和田警部補の警備スキルを上回るレベルだったということだろうか。女性専用マンションの狭い敷地内において、覗き魔SPと警備システムの間でプロとプロの手に汗握る展開が繰り広げられたのかと考えると、そのシチュエーションを演出した神様の
あれ?
警視庁SP、女性用マンションに侵入容疑「部屋のぞくため」供述
女性専用マンションの敷地に侵入したとして、警視庁は21日、同庁警護課の警部補、大和田峰志容疑者(42)=東京都調布市深大寺南町=を邸宅侵入の疑いで現行犯逮捕したと発表した。要人や重要施設を守るセキュリティーポリス(SP)の一人で、事件当時は非番だった。容疑を認め、「女性の住む部屋の中をのぞくためです」などと供述しているという。
逮捕容疑は、20日午後11時ごろ、自宅近くの女性専用マンションの敷地に侵入したというもの。フェンスを乗り越えて忍び込んだ可能性が高いという。
このマンションでは今月に入って不審な男が目撃されており、調布署から防犯指導を受けた管理人が監視カメラなどで警戒していた。この日、居住者以外が侵入したのを管理人が確認し、通報を受けた署員が大和田容疑者を取り押さえたという。
大和田容疑者はこのマンションについて「数日前、カーテンの隙間から裸の女性を見た。また見られると思った」という趣旨の説明をしているという。同庁は余罪についても調べる。
同庁は「都民の安全を守るべき警察官が逮捕されたことは誠に遺憾。事案の全容を解明し、厳正に対処して参ります」としている。
(2021/11/21 朝日新聞)
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