【維新28共産18】「自公272立民128/465」2021衆院選中盤予想な件について【国民8れいわ2】

「自公278立民128/465」2021衆院選公示日直前予想な件について(2021/10/16)
2021衆院選公示日直前予想・ブロック別その1(北海道・東北・北関東・南関東・東京ブロック)(2021/10/17)
2021衆院選公示日直前予想・ブロック別その2(北陸信越・東海・近畿・中国・四国・九州ブロック)(2021/10/18)

公示後初の週末を迎えて、全国の選挙区データが徐々に手元に入ってきました。それらを元に、公示前予想を以下のように修正しました。

10/17時点

政党名 選挙区予想 比例予想 合計
自民党 181 68 249
公明党 9 20 29
立憲民主党 80 48 128
日本維新の会 7 16 23
共産党 1 16 17
国民民主党 5 7 12
れいわ新選組 0 1 1
社民党 1 0 1
諸派・無所属 5 0 6
合計 289 176 465


10/23時点

政党名 選挙区予想 比例予想 合計
自民党 172 70 242
公明党 9 21 30
立憲民主党 82 46 128
日本維新の会 11 17 28
共産党 1 17 18
国民民主党 5 3 8
れいわ新選組 0 2 2
社民党 1 0 1
諸派・無所属 8 0 8
合計 289 176 465

現在の心境は一部こんな感じですかねえ。


どこのブロックに関してとは言いませんが。

とりま、今回の修正の背景と概要は次の通りです。

  • 北海道ブロック

10/17
●小選挙区・定数12:自民5、公明1、立民6
●比例区・定数8:自民3、公明1、立民3、共産1

10/23
●小選挙区・定数12:自民5、公明1、立民6
●比例区・定数8:自民3、公明1、立民3、共産1

小選挙区と比例区共に前回予想と変更なし。立民は、1区の道下大樹、2区の松木謙公、3区の荒井優、8区の逢坂誠二、9区の山岡達丸、11区の石川香織が当選圏。残り計6区のうち、4・6・10区が自公vs立民で接戦中ですが、おそらく自公が確保。

  • 東北ブロック(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)

10/17
●小選挙区・定数23:自民14、立民9
●比例区・定数13:自民6、公明1-2、立民4-5、共産1、国民0-1

10/23
●小選挙区・定数23:自民14、立民9
●比例区・定数13:自民6、公明2、立民4、共産1

小選挙区は、秋田1区の冨樫博之@自民と寺田学@立民のバトルが苛烈さを増している以外、前回予想と変わらず。つまり、秋田2区で元法相の金田勝年@自民、落選確実。比例は最後の1議席を巡って公明・立民・国民が競り合う展開にほぼ決着。国民はこのパターンでの比例区敗退が全国的に発生しています。とどめを刺しているのは主にれいわですが。

  • 北関東ブロック(茨城・栃木・群馬・埼玉)

10/17
●小選挙区・定数32:自民23、立民9
●比例区・定数19:自民8-9、公明2、立民5-6、共産2、国民1

10/23
●小選挙区・定数32:自民24、立民8
●比例区・定数19:自民8、公明2、立民5、維新1、共産2、国民1

小選挙区は、埼玉1区で総理大臣補佐官の村井英樹@自民が武正公一@立民を寄り切ると予想変更。それ以外の見立てはブロック全体として前回通り。比例は維新が1議席を確保すると見ます。この「維新の比例勢力じわりと伸長」が今回の総選挙の特徴ですね。

  • 南関東ブロック(千葉・神奈川・山梨)

10/17
●小選挙区・定数33:自民21、立民12
●比例区・定数22:自民7-8、公明2、立民7-8、維新1、共産3、国民1

10/23
●小選挙区・定数33:自民20、立民13
●比例区・定数22:自民8、公明2、立民6、維新2、共産3、れいわ1

千葉の立民は13区中、1区の田嶋要、4区の野田佳彦、9区の奥野総一郎、13区の宮川伸に加えて、8区の本庄知史、計5名が当選圏内。つまり、同8区で元五輪相の桜田義孝@自民は落選確実。激戦続く神奈川は、18区中7区(1・4・6・8・9・12・16区)を立民が獲る。加えて坂井学@自民と山崎誠@立民が競る5区、赤間二郎@自民と長友克洋@立民が競う14区も、今後の展開次第では立民が獲る可能性あり。わくわく。山梨は前回予想と変わらず。つまらん以下略。比例は、れいわが1議席確保、維新が2議席目GETの見込み。割を食ったのは立民と国民。手堅く3議席を確保した共産とは対照的な展開に。

  • 東京ブロック

10/17
●小選挙区・定数25:自民13、公明1、立民10、無所属1
●比例区・定数17:自民6、公明2、立民5、維新1、共産2、れいわ1

10/23
●小選挙区・定数25:自民13、公明1、立民10、無所属1
●比例区・定数17:自民7、公明2、立民4、維新1、共産2、れいわ1

党派別獲得議席数に大きな変化はありませんが、顔ぶれに大きな変化あり。前回予想では自民の若手・有名どころのうち、2区の辻清人、5区の若宮健嗣、16区の大西英男、22区の伊藤達也が危ない旨申し上げましたが、現役・直近閣僚/政権上層部な面子が履かせてもらっている「下駄」が予想以上に大きく、揃って危険水域を脱しているようです。代わりに落選サイドに落ちてきたのが、9区の「下駄が小さい」安藤高夫と18区の「下駄が古い」長島昭久。3区の石原宏高、6区の越智隆雄、8区の石原伸晃と併せてあと1週間でどこまで立民候補を追い上げられるか。25区中立民が獲るのは10区(1・3・6・7・8・9・10・18・19・21区)。公明の1議席は12区の岡本三成。無所属の1議席は15区の柿沢未途。比例は自民が最後の1議席を競り勝つ。ここでもれいわが1議席を確保。

  • 北陸信越ブロック(新潟・富山・石川・福井・長野)

10/17
●小選挙区・定数19:自民13、立民6
●比例区・定数11:自民5、公明1、立民4、共産1

10/23
●小選挙区・定数19:自民11、立民7、無所属1
●比例区・定数11:自民5、公明1、立民4、共産1

富山・福井は自民が総取りで変わらず。新潟に変化。前回は2・5・6区を自民、1・3・4区を立民が獲ると見ましたが、5区は米山隆一@無所属が泉田裕彦@自民を上回ること確実な情勢に。3区は斎藤洋明@自民と黒岩宇洋@立民が、6区は高鳥修一@自民と梅谷守@立民が互角の勝負。このブロック、新潟以外で立民が勝てるのは、石川3区の近藤和也、長野1区の篠原孝、長野2区の下条みつ、そして長野3区の神津健@立民。長野4区の大番狂わせは起こらず。残念。比例は、前回予想と変化なし。

  • 東海ブロック(岐阜・静岡・愛知・三重)

10/17
●小選挙区・定数32:自民18、立民12、国民1、無所属1
●比例区・定数21:自民7-8、公明2、立民7-8、維新2、共産1、国民1

10/23
●小選挙区・定数32:自民18、立民12、国民1、無所属1
●比例区・定数21:自民9、公明2、立民6、維新2、共産2

小選挙区の予想は前回から変化なし。変化があったのは比例区。立民、全国的に比例の予想得票数が伸びていません。小選挙区の健闘は野党統一候補としての強みが出ているからで、立民単独への支持は広がっていないことが分かります。東海はその傾向が顕著に表れたブロックとなるでしょう。

  • 近畿ブロック(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)

10/17
●小選挙区・定数47:自民23-26、公明6、立民5、維新7-10、国民2、無所属1
●比例区・定数28:自民7-8、公明3、立民4、維新10-11、共産3、国民0-1

10/23
●小選挙区・定数47:自民23、公明6、立民4、維新11、国民2、無所属1
●比例区・定数28:自民8、公明3、立民4、維新9、共産3、国民1

滋賀・京都・兵庫・奈良・和歌山の小選挙区は前回予想から変化なし。大乱戦に一定の決着がついたのが大阪。維新が19区中11区(1・4・8・9・11・12・14・15・17・18・19区)を確保。公明は3・5・6・16区を獲り、自民は2区の左藤章、7区の渡嘉敷奈緒美、13区の宗清皇一の3人がせいぜい。立民も10区の辻元清美は生き残りますが、11区の平野博文は落選確実。維新つえー。一方、比例は、大阪以外の維新が少々力不足で獲得議席を2桁に乗せるのはちょっと無理かも。

  • 中国ブロック(鳥取・島根・岡山・広島・山口)

10/17
●小選挙区・定数20:自民18、公明1、立民1
●比例区・定数11:自民5、公明2、立民2、維新1、共産0-1、国民0-1

10/23
●小選挙区・定数20:自民18、公明1、立民1
●比例区・定数11:自民5、公明2、立民2、維新1、共産1

小選挙区は前回の予想と同じ。比例は国民とのラスト1枠勝負に勝利した共産が1議席を確保。

  • 四国ブロック(徳島・香川・愛媛・高知)

10/17
●小選挙区・定数11:自民8、立民2、国民1
●比例区・定数6:自民3、公明1、立民2

10/23
●小選挙区・定数11:自民9、立民1、国民1
●比例区・定数6:自民3、公明1、立民2

議席を獲る野党候補は、香川2区の玉木雄一郎@国民、愛媛3区の白石洋一@立民。注目の激戦区・香川1区は平井卓也@自民が逃げ切るかと思われましたが、現在、小川淳也@立民と横一線。波乱の予感。比例の方は波乱なし。いつもの瀬戸内海のように。

  • 九州ブロック(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄)

10/17
●小選挙区・定数35:自民22、立民8、共産1、国民1、社民1、無所属2
●比例区・定数20:自民8、公明3、立民5、維新1、共産2、国民1

10/23
●小選挙区・定数35:自民17、立民11、共産1、国民1、社民1、無所属4
●比例区・定数20:自民8、公明3、立民6、維新1、共産1、国民1

この1週間で内ゲバ嵐の酷さが一気に表に出てきた感のあるブロック・九州。福岡は2区の稲富修二@立民、10区の城井崇@立民以外、自民が総取りかと思っていたら、5区の原田義昭が内ゲバの挙句に自滅、9区の三原朝彦も緒方林太郎@無所属にかわされ落選濃厚。佐賀は原口一博と大串博志の両立民が総取りで前回と変わらず。長崎と大分と沖縄の適度なグチャグチャぶりも変わらず。変わって欲しくなかった熊本、2区で「古賀誠の子分」西野太亮@無所属隠れ自民が野田毅@自民に引導を渡すという珍妙な内ゲバ勝利確定の模様。まさに最大の敵は身内。宮崎は、武井俊輔@自民の失態のケツを拭くために出てきた脇谷典子@無所属ハッキリ自民の隙をついて、渡辺創@立民が漁夫の利。なんてこったい。鹿児島は、1区の川内博史に加えて3区の野間健の立命2候補が有利。ぎゃふん。2区に至っては「あの前知事」三反園訓@無所属に金子万寿夫@自民がリードを許しているなど、地元の保守陣営!弾幕薄いぞ!何やってんの!。比例は立民が共産から1議席返してもらう展開。そうそう美味しい目にばかりあわすわけにはいきませんか。そりゃそうだよね。

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