「自公69都民14/127」2021都議選予想・全体編な件について

「自公48都民12/87」2021都議選予想・23区編な件について(2021/6/26)

昨日の23区の選挙区(87議席)分に続いて他の選挙区と、そして都全体の2021年東京都議選の結果予想をしてみました。まずは23区以外の選挙区(40議席)について。

  • 八王子市選挙区(定数5):自民1、都民1、公明1、共産1、立民1

伊藤祥広@自民、両角穣@都民、東村邦浩@公明は盤石。青柳有希子@共産と須山卓知@立民の両新人は、自党に吹く追い風に乗れば堅い。西山賢@自民は一歩及ばずか。現職の滝田泰彦@都民は落選。

  • 立川市選挙区(定数2):自民1、立民1

清水孝治@自民は鉄板。2017年に旧・民進から都民に寝返った酒井大史は、今回立民から出馬で当確。なんだかなあ。

  • 武蔵野市選挙区(定数1):立民1

現職の鈴木邦和@都民は、土屋ゆう子@自民と五十嵐衣里@立民の一騎打ちに埋没して落選。戦い自体は五十嵐@立民が勝利か。

  • 三鷹市選挙区(定数2):自民1、立民1

加藤浩司@自民と中村洋@立民で決まり。現職の山田浩史@都民は落選。

  • 青梅市選挙区(定数1):自民1

山崎勝@自民で鉄板。現職の森村隆行@都民は落選。

  • 府中市選挙区(定数2):自民1、無所属1

鈴木錦治@自民は盤石。もう1議席は旧・民進→都民→無所属という華麗なる転身を続ける現職の小山有彦。なんだかなあ。

  • 昭島市選挙区(定数1):自民1

前回は主要候補者が揃って胡散臭いオーラを醸し、混戦だった昭島市。今回は安保満@自民がリード。長島昭久の子分で現職の内山真吾@都民は落選。

  • 町田市選挙区(定数4):自民1、公明1、共産1、立民1

小磯善彦@公明は鉄板。星大輔@自民と鈴木烈@立民、池川友一@共産がそれに続く。旧・民進の元職・今村路加と都民の現職・藤井晃は落選。

  • 小金井市選挙区(定数1):無所属1

前回大混選になった挙句、辻野栄作@都民がごっつぁん勝利となった小金井市だが、流石にごっつぁんは2度も続かない。今回は野党連合の新人・漢人明子が盤石の選挙戦を展開し、現職の辻野@都民と自民の新人・広瀬真木を鎧袖一触。

  • 小平市選挙区(定数2):自民1、立民1

なんと都議選58年ぶりの無投票当選が出てしまった小平市。磯山亮@自民と竹井庸子@立民が文字通りの「ゼロ打ち」で都議の座GETだぜ。

  • 日野市選挙区(定数2):自民1、都民0-1、共産0-1

西野正人@自民は堅い。前回、新井智陽とのバトルでヘイトを溜め込み過ぎた現職の菅原直志@都民を、野党陣営の旗頭・清水登志子@共産が追う。

  • 西東京市選挙区(定数2):自民1、立民1

浜中義豊@自民と、2017年は旧・民進現職→都民推薦付きの無所属出馬だった石毛茂@立民が議席を分けあう。都民本家の現職・桐山ひとみは落選。正直同情する。

  • 西多摩選挙区(定数2):自民1、立民1

現職の田村利光@自民が優勢。宮崎太朗@立民が追う。都民の現職・清水康子は落選。

  • 南多摩選挙区(定数2):自民1、都民0-1、立民0-1

小礒明@自民は当確。前回、都民の新人だった現職の齋藤礼伊奈は立民に乗り換えて、石川良一@都民を後ろから打つ構え。なんだかなあ。

  • 北多摩第一選挙区(定数3):自民1、公明1、共産1

北久保眞道@自民と谷村孝彦@公明は盤石。現職の尾崎あや子@共産は、同じく現職の関野杜成@都民を寄り切る。

  • 北多摩第二選挙区(定数2):自民1、生活者ネ1

本橋巧@自民と岩永康代@生活者ネが二強。現職の岡本光樹@都民の目もないわけではないが、三つ巴というには少し及ばずか。

  • 北多摩第三選挙区(定数3):自民1、都民0-1.公明1、共産0-1、立民0-1

林明裕@自民と中島義雄@公明は盤石。残り1議席を加藤良哉@立民と田中智子@共産、現職の尾崎大介@都民が奪い合う。

  • 北多摩第四選挙区(定数2):自民1、共産1

渋谷信之@自民と原紀子@共産で決まり。都民の現職・細谷祥子は落選。

  • 島部選挙区(定数1):自民1

ここはいつものように波乱無く、現職の三宅正彦@自民で。

以上の分析に、昨日の23区分と各選挙区の過去の傾向を合わせて修正した予想は以下の通り。

政党名 23区予想 他都市・選挙区予想 合計
自民党 29 17 46
都民ファースト 12 2 14
公明党 19 4 23
共産党 11 5 16
立憲民主党 14 9 23
生活者ネ 1 1 2
諸派無所属 1 2 3
合計 87 40 127

自民党46、都民ファーストの会14、公明党23。自公は合計69議席で都議会の過半数を確保。一方、無所属の3議席は「隠れ都民1」「隠れ立民2」なので、小池百合子「与党」の勢力合計は議席数15。もっとも、


「小池百合子が都民ファーストの会をいまだに身内と思っているかは甚だ疑問だけど」

五輪後のマダム寿司の挙動が今から楽しみです。

東京都議選、初の週末 国政選挙並み、党幹部投入でヒートアップ

 東京都議選は26日、告示後初の週末を迎えた。各党は国政選挙並みの態勢で幹部らを投入し、街頭で支持を呼び掛けた。過労で静養中の小池百合子都知事に対して麻生太郎財務相が「自分でまいた種」と発言したことに都民ファーストの会が反論するなど、選挙戦はヒートアップしている。

 都民フの荒木千陽代表は中野区の駅前などで演説。麻生氏の発言に「寝る間を惜しんで都のために行動してきた相手につばを吐くような発言。断固抗議する」と批判し、「自民党におもねらなければ駄目だと言っているに等しく、まさに古い政治の象徴だ」と強調した。

 自民党では、加藤勝信官房長官が練馬区内で演説した。同区は「政治とカネ」の問題で辞職した菅原一秀元衆院議員の地元。加藤氏は菅原氏を巡る問題には触れず、新型コロナウイルス対策などを取り上げ「(自民は)都議会の野党ではあったが、しっかりと都民の声を聞いてきた」とアピールした。

 大田区の駅前では、公明党の山口那津男代表が「密にならないように」と呼び掛けてから演説を始めた。国と都、市区町村の議員のネットワークを生かして政策を実現してきたと強調し、都民フについて「区議もほとんどいない、国会議員はゼロ。やっぱりネットワークを生かすには限界がある」と語った。

 一方、共産党の志位和夫委員長は東村山市など多摩地域でマイクを握った。東京オリンピック・パラリンピックについて「国民の命を守る最良の方法は中止しかない。都議選で審判を下そう」と声を張り上げた。演説を動画サイトで生中継するなど、新型コロナ対策を意識した選挙活動にも力を入れていた。

 立憲民主党の枝野幸男代表は23区内の駅などで演説した。港区の駅前では「都知事に頼って議席を得た議員は何人いても意味がない。なぜなら都知事のイエスマンだからだ」と指摘。「都政に届いていない声を遠慮なく言える都議を作らなくてはいけない」と支持を訴えた。【斎川瞳、田中理知、竹内麻子、黒川晋史】

(2021/6/26 毎日新聞)

ここで「【第13回東方ニコ童祭】黒幕【東方MMD】」を紹介。

都議選の夏。ニコ童祭の夏。

 

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