こっちの方の成果というか実態はどうなったのかな。
「東京だけ除外…やっぱり1都3県…うーん三大都市圏…すいません!全国でGoToトラベルの運用中止します!」という展開になりそうな予感(2020/7/16)
「GoToトラベル事業」で後押しされた人間の大量移動によってコロナ感染が全国で大爆発し、「GoToHellトラベル事業」となる前に、地方の観光県は稼げるだけ稼げ!という期間限定イベントとしか思えなくなってきましたよと。
私気になります。
GoToトラベル全国で一時停止 12月28日~1月11日 東京・名古屋・札幌・大阪は先行
政府は14日の新型コロナウイルス対策本部で、観光需要喚起策「Go To トラベル」を全国一斉に一時停止すると決めた。期間は12月28日から2021年1月11日まで。新型コロナの感染が全国的に広がっているため。特に感染者数が多い東京、大阪、名古屋、札幌の4都市は先行して停止する。個人の自由な移動は制限しないものの、年末年始の旅行を自粛する動きが広がりそうだ。
「トラベル」事業は旅行会社などを通じて予約した宿泊や交通費が割引き対象になる。2万円を上限に代金の半額分を国が補助する。旅行商品から35%を割り引き、残り15%は旅先で使えるクーポン券を受け取る。政府は当初21年1月末までを期限にしていたが21年6月末までに延長すると決めていた。
政府はこれまで感染者数が増えている札幌市や大阪市などを目的地とする旅行を一時的に「トラベル」事業の対象外にしていた。28日以降は全国各地が目的地となる旅行が停止になるため、目的地か出発地の違いはなく「トラベル」事業すべてを一時的に止めることになる。
全国の停止に先駆けて4都市は「トラベル」事業の対象外にする。すでに大阪、札幌両市を目的地とする旅行の予約は15日まで一時停止しており、東京都と名古屋市を追加する。東京都は重症化リスクの高い65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人に「トラベル」事業の利用を自粛するよう呼びかけていた。対象を限定せずに東京都を目的地とする旅行では同事業を使えないようにする。
観光庁によると「トラベル」事業を使った宿泊者数は、7月下旬から11月15日までで延べ5260万人だった。これまで国が支援した額は少なくとも3080億円で、旅行代金の割引に2509億円、地域共通クーポン券で571億円だった。
野村総合研究所の木内登英氏の試算では全国で「トラベル」事業を実施すると月平均1809億円、年間で2兆1708億円の個人消費を生む見通しだった。東京23区、大阪市、名古屋市、札幌市の4都市の発着分を対象外にして試算すると、効果は月347億円、年間で4159億円減るという。
菅義偉首相は14日の対策本部で「トラベル」事業について「全国一斉に一時停止する」と表明した。来年1月11日以降に関しては「感染状況などを踏まえ、改めて判断する」と話した。「年末年始にかけてこれ以上の感染拡大を食い止め、医療機関などの負担を軽減し、落ち着いた年明けを迎えることができるよう最大限の対策を講じる」と述べた。
逼迫する医療提供体制の支援も拡充する方針を示した。医療機関に派遣する医師や看護師への支援額を倍増する。「医師は1時間に1万5千円、看護師は同5500円を補助する」と明らかにした。国民には基本的な感染防止対策の徹底と、年末年始の帰省は「慎重に検討してほしい」と呼びかけた。
全国の新規感染者数は傾向がみえる7日移動平均で13日時点で2520.6人と1週間で1.2倍に増えており、再び拡大傾向が強まっている。これまで感染拡大が見られなかった地域でもクラスター(感染者集団)が発生するなど全国的な広がりも見せ始めている。重症者数も同日時点で前日比5人増の588人と過去最多を更新し続けている。(2020/12/14 日本経済新聞)
ここで「【第12回東方ニコ童祭Ex】正邪にお友達ができました」を紹介。
本作のように、広げてもたたまなくていい風呂敷はあるけど、GoToは上手くたたまないとただじゃすまないというお話。
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