個人的には、上院の捻じれ状態が解消されないことが確実になった時点で、バイデンとトランプどっちが勝ってもどーでもよくなった米大統領選。バイデンが勝つとは思ってたけど、そんな予想の当たりはずれは、上院選の「いやーん」な結果に比べれば些事。バイデンが勝利した後、トランプ陣営は票の再集計要求や郵便投票へのイチャモン訴訟を乱発するだろうけど、その手の混乱も近年の米大統領選の風物詩なんでどーでもいい。
一方で、議会と大統領の捻じれ関係が続いて米国が色々と停滞するのは、正直困る。ぶっちゃけ困る。バイデンに、マコーネル院内総務をはじめとした上院共和党の曲者たちと互角に丁々発止できるとはとても思えないもん。分裂した米国世論の融和を進める芸当をできるとは全く思えないもん。日本は、よりにもよって菅首相のもと、そのゴタゴタの余波をもろに喰らうんやで?超困る。
失脚後のトランプも、日本のポッポよろしく余計な騒ぎをあちこちで起こしそうだしなあ。とりあえず、
苦しいトランプ氏「詐偽投票だ」 集計停止求め提訴連発(202011/5 朝日新聞)
米大統領選で、共和党のトランプ大統領は苦しい展開を余儀なくされている。選挙結果に不信を高めるような言動を繰り返し、集計作業をやめさせようと訴訟を起こすなど、なりふり構わぬ姿勢だ。
再選への道が険しくなったトランプ陣営は、法廷闘争に持ち込んでいる。
「昨晩は重要州で確実にリードしていたのに、魔法のようになくなっていった。とてもおかしなことだ」。トランプ氏は4日、一部の州の投開票で不正があったと主張し、ツイッターに立て続けに投稿した。
トランプ陣営はこの日、ミシガン、ペンシルベニア、ジョージアの3州で、集計の一時停止などを求めて提訴。トランプ氏の次男のエリック氏は会見で、バイデン陣営が不正をしていると主張し、「完全な詐欺だ。この国の選挙を茶番にしようとしている」と述べた。米メディアは、トランプ陣営がネバダ州やアリゾナ州でも訴訟を検討していると報道している。
トランプ氏は以前から根拠を示さずに郵便投票を「詐偽投票だ」と批判し、その拡大で投票不正が横行するとしていた。4日未明の演説では「率直に言って、我々は勝利した」と一方的に述べ、不正に投票が続いていると示唆。「我々は最高裁に行く」と、訴訟を起こす方針も明らかにした。
そういうとこやぞ、ドナルド。
借金も凄いんやろ?負けが決まったら、下手に騒がず、お役人を怒らせず、静かに政治の表舞台から引退してくれ。頼むわ。
アメリカ大統領選挙の勝利に王手をかけた民主党バイデン候補の陣営の会場がある東部デラウェア州からの報告です。
バイデン陣営からは政権奪還を見据えた動きが出始めました。陣営は政権移行に向けたサイトを立ち上げ、「政権移行チームはバイデン政権が翌日から動き出せるように全速力で準備を続ける」と表明しました。また、アメリカメディアは、バイデン氏がこれまでに獲得した得票数が7100万票を超え、史上最多になったと伝えました。さらに増えるのは確実で、最終的にこれまで最も多かった2008年のオバマ前大統領の6900万票を大きく上回る見通しです。
一方、トランプ大統領も前回4年前を上回るおよそ6800万票を獲得していますが、記録的な得票数にバイデン陣営は手応えを感じています。
バイデン氏は「すべての投票が集計されなければならない」と主張した上で、近く、勝利宣言ができるとの見通しを示しています。(2020/11/5 TBS)
ここで「【アリス・マーガトロイド】Historia【東方MMD】」を紹介。
せめてこの瞬間だけは平穏を。
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