出国の詳しい経緯は不明。ゴーン被告は保釈の際、海外渡航禁止などが条件となっていた。被告はフランス国籍も有する。
普通に考えれば、レバノンやフランスだけじゃなく表の顔で取得しているパスポートは全部没シュートされているはずだし、仮に隠していたパスポートがあったとしても通関で身元確認即拘束なはずだし、万一空港の偉いサンと知り合いの金持ちを抱き込んで、第三者のプライベートジェットで逃げようとしても空港職員の末端の末端まで丸め込まなきゃ離陸までに情報は流れるはずだし、やっぱあれかな。
今回の見事な脱出劇は。
[パリ 30日 ロイター] – 仏レゼコー紙は30日、関係者などの話として、会社法違反(特別背任)などで起訴され保釈中の日産自動車<7201.T>前会長カルロス・ゴーン被告が日本を出国し、同日夕に国籍のあるレバノンに到着したと報じた。
出国の詳しい経緯は不明。ゴーン被告は保釈の際、海外渡航禁止などが条件となっていた。被告はフランス国籍も有する。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、ゴーン被告が自宅軟禁から解放された状態だったとしつつ、被告が逃亡したのか、あるいは司法取引で合意した上で出国したかは不明とした。レバノンへの到着は29日夜だったという。
こうした中、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はゴーン被告が逃亡したと報道。被告は公正な裁判を受けられないと確信し「業界や政治の人質として捕らわれることに嫌気が差した」との関係者の話を紹介した。ゴーン被告は数日中にレバノンで会見を開く予定だという。(2019/12/31 ロイター)
ここで「【東方MMD】2019年Twitterまとめ」を紹介。
ところで弘中弁護士は、依頼人の今回の逃亡劇をどこまで把握していたのかな?
https://www.asahi.com/articles/ASN135J96N13UHBI015.html?iref=comtop_8_02
ゴーン被告の訴追、弁護士らが要求 イスラエル入国罪で
保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)が過去にイスラエルに入国する違法行為をしていたとして、レバノンの一部の弁護士グループが2日、ゴーン前会長の訴追を求める報告書を同国の司法当局に提出した。
AFP通信によると、ゴーン前会長は2008年、電気自動車関連の式典などに出席するため、イスラエルを訪問したとされる。レバノンでは、国民が敵対関係にあるイスラエルに入国することを禁止しており、米ワシントン・ポスト紙(電子版)は「有罪になれば、最長で禁錮15年の刑を受ける可能性がある」と指摘している。
一方で、すでに時効が成立しているとの見方もあり、司法当局が訴追に動くかどうかは不透明だ。(ベイルート=石原孝)
犯罪者が国外にいる期間の時効停止がレバノンにあるのかどうか知らんけど、まるで海外法廷ドラマを見ているようで草不可避。
仮にイスラエル入国罪で有罪となったら、ゴーンは次にどこへ逃げるんだろう?本命フランス・対抗ブラジルだけど、どうせなら想定外な逃走先を選んで欲しいなあ。例えば日本とか。