【メイ英首相「3回目の採決くらい大目に見てよ」】英国議会、EU離脱案を3度目の否決【議会「下手に出るその態度が気に入らないのよ」】

メイ「可決したら辞任するから味方をしてよ」
議会「両手をついて頼られたって助けてあげない」

当たり前のようにメイ玉砕でした。

遂にここまで来たかというか、これまでの展開的に見れば当然というか。

【意地は張りたし】英国議会「EU離脱協定案は否決するけどEU離脱延期は認めるよ」【命は惜しし】(2019/3/15)

英国議会&国民「責任は政府に丸投げよ!」

2週間前のこのゴタゴタ時と比べて、英国議会は更に悪辣になったというか。


by 議会にディスられまくったメイ首相

「2回目の国民投票強行→EU離脱の白紙化決定の流れだなあ」
「2年間の混乱の責任は政府に、2年前の決定のちゃぶ台返しの責任は国民におっかぶせて」

2年前からEU離脱を強硬に主張し、世論を煽動してきたどっかの議員さんや政治家さんは、遠からず実施される解散総選挙を使って政界から一時避難する準備を進めながら。どいひー。

英議会、EU離脱案を3度目の否決 メイ首相案に致命的な打撃

ロンドン(CNN) 英議会は29日、メイ首相がまとめた欧州連合(EU)離脱案の3度目の採決を行い、賛成286、反対344で否決した。離脱案承認の望みは絶たれた可能性が高く、英政治は一段と不確実な情勢に陥っている。
当初の予定では、英国はこの日にEUから離脱することになっていた。メイ氏の案が否決されたことで、離脱を長期延長するか、新たな期日の4月12日に「合意なき離脱」に突入する公算が大きくなった。
メイ氏は議会が離脱案を可決すれば辞任すると表明していたが、十分な支持を取り付けるには至らなかった。議会は過去2回の採決で離脱案を大差で否決していた。
来月1日には代替案の2度目の採決を行う予定で、窮地打開の鍵を握るのは議会になるかもしれない。
代替案については8案が今週下院で採決にかけられたが、いずれも過半数の支持は獲得できなかった。議会は現在、代替案の修正を急いでおり、可決の可能性を高めることができるか探っている。
メイ氏は採決後の声明で、否決の意味合いは「重大」だとし、「われわれは下院での手続きの限界に達しつつある」と言及。総選挙実施を視野に入れている可能性を示唆した。
採決の結果を受け、EUのトゥスク大統領は来月10日に緊急首脳会議を開くと表明。欧州委員会の報道官はCNNの取材に、否決を遺憾に思うとしたうえで、「4月12日深夜に『合意なき離脱』を迎えるシナリオに備え、万全の態勢を整えた」と述べた。
英国ではメイ首相の辞任を求める声が引き続き高まっている。野党・労働党のコービン党首は、メイ氏は辞任して総選挙を実施する必要があると改めて強調した。

(2019/3/30 CNN)

ここで「【手描きMAD】アイドル部・ダンス・ホール」を紹介。

ちゃぶ台返しの責任を取らない図々しさも英国らしいといえば英国らしい。

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