「HUGっと!プリキュア」第45話「みんなでHUGっと!メリークリスマス☆」感想 ~ 「クリスマスなにしてますか? 忙しいですか? ハグってもらっていいですか?」

謎人形のプレゼントはノーサンキューされても、ルールーさん@CV田村ゆかり女史に「お父さん」と呼んでもらえて、ハグをプレゼントと言ってもらえたドクター・トラウムさん@CV土師孝也氏に「でもあのメカトナカイのボイスはどうかとおもうの」メリークリスマス。

良き友人として信頼関係を続けている輝木ほまれ嬢@CV小倉唯女史とハリー君@CV福島潤氏&野田順子女史に「ネズミでもハムスターでもいいよね。愛があれば」メリークリスマス。

「パートナーとペアルックっぽい松葉づえ」若宮アンリ君@CV染谷俊之氏と「丸くなったなあ」愛崎正人お兄様@CV霜月紫氏に「もう君たち結婚しちゃえよ」メリークリスマス。

薬師寺れいらママン@CV岡本麻弥女史から、新たなる旅立ちのお祝いとして愛用の万年筆を贈られる薬師寺さあや嬢@CV本泉莉奈女史。「でも娘さんは相変わらず変メカにシイタケ目になる変ヲタですわよ奥さん」メリークリスマス。

ボロ事務所で寝袋生活でも逞しく生きるパップルさん@CV大原さやか女史以下、まえむきあしたエージェンシーの面々。「でも寝る前に化粧は落とそう」メリークリスマス。

「老いをまだ知らない」若年のプリキュアたちでは救えなかった「老いへの恐怖から時を止めようとした」ジェロスさん@CV甲斐田裕子女史。その彼女を救った同世代の異性部下、ジンジン@CV小島よしお氏とタクミ@CV山田ルイ53世氏。三人の再会と再出発に「ジュロスさんはすっぴんの方が美人やで」「冷え性なのに薄着な彼女の私服がジャージーなのはごく自然」「サンタさんは拝むもの。ちぃ覚えた」「小島よしおにじゃなく山田ルイ53世に『そんなの関係ねー』を言わせた大人のイタズラ心に乾杯」メリークリスマス。


全体的に見てとてもほっこりなクリスマスエピソードだった第45話。



一方、野乃はな嬢@CV引坂理絵女史や愛崎えみる嬢@CV田村奈央女史が、サンタクロースやトラウムさんらとプレゼントを配った先が親御さんと一緒にイブを祝えない一人っ子だったり、大人たちだったりしたこと。サンタさんのヘルプを申し出てハリー君から賞賛されたトラウムさんが「自分はそんなにできた大人じゃない」「自分はたった一人(ルールーさん)の笑顔を見たいだけ」と答えたこと。ジュロスさんの暴走が「若さを失い、周りから見捨てられる未来」への恐怖故だったこと。これらの描写の根底に流れる「漠然とした孤独への恐れ」が、「描き終えた明るい花畑を永遠とするために白く塗りつぶしていく」ジョージ・クライ@CV森田順平氏の狂気の笑いに繋がっていく様は、次回以降の波乱の布石になっているようで、少し身構える。

少し身構えると言えば、

どう見ても事案。お巡りさんこっちです。

真面目な話、心象風景を絵に表す行為をやや狂気じみて好む共通点といい、やっぱはな嬢とジョージは他人じゃない。仮にだけど、未来のはな嬢とジョージの娘がはぐたん@CV多田このみ女史で、何らかの事情ではな嬢を失ったジョージが、その悲しい未来の到来を阻止するためにクライアス社を立ち上げ、娘のはぐたんが父の暴走を止めるため、キュアトゥモローとして反クライアス運動のリーダーとして活動していたのだとしたら、こりゃ重いぜえ。

次回は年明け2019年の1月6日。それまでは忍の一文字。

それにしてもこのEDカード。きゃわたんの極みである。

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