【次は】モルディブ新政権、中国とのFTA撤回へ【一帯一路陣営からの離脱かな】

最近、マレーシアやパキスタンが距離を取り合始めている中国の「一帯一路」。そして9月に反中政権が成立したモルディブでも、同戦略の綻びが見え始めた。

【国民の目覚めか】モルディブ大統領選で、「反中」野党連合のイブラヒム・モハメド・ソリ氏が勝利宣言【米印の工作大成功か】(2018/9/24)

モルディブの主権争覇戦は遂に反ヤミーン派が勝利。おそらくは、モルディブ国内と国際社会の反中勢力の連携によって。

米国をハブりきれず首脳宣言無しという大混乱のまま終了したAPEC in パプアニューギニアといい、今回のモルディブからの手切れ宣言といい、中国にとってムカ着火ファイヤーな事態が続く今週の太平洋地域。現地の状況を一言で言えばアレかな。

「豊穣たる大海よ、歓喜と共に!」

もっと簡単に言えば「ざまぁ。習近平ざまあ」「えらいぞモルディブの国民 百万年無税」

モルディブ新政権、中国とのFTA撤回へ=与党幹部

[マレ 19日 ロイター] – モルディブの新連立政権を率いるモルディブ人民主党のナシード党首はロイターのインタビューで、新政権が中国と合意した自由貿易協定(FTA)を撤回する方針を明らかにした。
モルディブはヤミーン前大統領の政権下で昨年12月に中国とのFTAに調印し、議会が同月、野党の反対を押し切って批准していた。
元大統領のナシード氏は、9月の選挙で勝利し17日に就任したソリ大統領の参謀役。ナシード氏は「中国とモルディブの貿易不均衡は巨大で、両国間のFTAなどだれも想定しない。中国はわが国から何も買っておらず、一方的な協定だ」と批判した。
ナシード氏は、FTAを発効するのに必要な法改正が残っており、議会はそれを可決しない見通しだと述べた。
モルディブは、中国の現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」を通じたインフラ投資により多額の債務を背負っており、FTAは状況を悪化させるだけだとの批判が出ている。
モルディブの通関データによると、今年1─8月に同国は中国から食肉、農産物、生花、電子製品など3億4200万ドル相当を輸入したが、同期間の対中輸出はわずか26万5270ドルだった。
ソリ新大統領は17日の就任式典で、モルディブは中国指導者に対する債務を抱え込み、財政難に陥ったと訴えた。
モルディブの中国大使館からコメント要請に対する返答は得られていない。

(2018/11/20 ロイター)

ここで「【ゾンビランドサガ】残酷なゾンビのサーガ【エヴァOP風】」を紹介。

少年も羽根も無いけど違和感も無い。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です