【安倍晋三首相の欧州・中東歴訪中止】平成30年7月豪雨の影響に見る永田町とEUの現状【日EUのEPA署名は7/17に東京で】

一つ、野党はもう今国会中に安倍総理を追い詰められない。彼が海外歴訪を取りやめたにもかかわらず。二つ、EUは安倍総理の後日訪欧を待ってられないほど、ドナルド・トランプの圧力に辟易している。もしかしたら辟易どころではなくマジで追い詰められている。

とりあえず、流石の立件民主党&辻元清美が、このタイミングで「嫌がらせにならないと気が済まない」内閣不信任案の提出なんて暴挙をやらなかっただけでもなにより。もっとも、

「この大惨事下で、国会の残り日程がどう活かされることになるやら」

多分、無駄に流れて終わりだろうな。多分、某法案絡みで頭を抱えている国会当事者の9割はそれを願ってる。そして今回、それは決して最悪な流れではない。

西日本豪雨 日EUのEPA署名は17日、東京で開催に 安倍晋三首相の欧州・中東訪問取りやめ

菅義偉官房長官は9日の記者会見で、西日本豪雨対応のため、安倍晋三首相が11~18日に予定していたベルギー、フランス、サウジアラビア、エジプトの4カ国訪問を取りやめると発表した。首相は同日の自民党役員会で「外遊予定を取りやめ、災害対応に全力を挙げる。とにかく人命第一、安全第一。できることは何でもするという姿勢で対応していく」と述べた。
首相は被災地の状況を踏まえ、近く現地入りに向けて日程を調整する。
首相は11日にベルギーで、日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)署名式や、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の関係行事に出席し、トランプ米大統領などとの対話を予定していた。
日EUのEPA署名式については、日程を再調整した結果、17日に東京で開催することになった。首相は9日夜、欧州委員会のユンケル委員長と電話で会談した。ベルギー訪問見送りの経緯などを説明したとみられる。
12日にフランスで開幕する日本文化の紹介イベント「ジャポニスム2018」開会式には、河野太郎外相が出席する方向で調整している。

(2018/7/9 産経新聞)

 

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