この先事態がどう動こうと、日本バドミントン界&フクヒロ組、今井彰宏、場合によっては再春館のイメージ悪化は避けられない。
女子レスリングの栄和人パワハラ&セクハラ騒動もそうだが、スポーツ関係の人的スキャンダルは、第一報が今回みたく歪んだ形で表に出た時点で勝利者ゼロな戦いなんだけどなあ。恋愛関係から師弟関係に至るまでほぼ例外なく。
もう少し上手くやれなかったんだろうか。再春館製薬所の危機担当部門は。
バドミントンの再春館製薬所は24日、日本協会に対して前監督の今井彰宏氏に関して告発状を提出したことを発表した。同社によると、今井氏は社内調査で金銭的不正行為が発覚。昨年1月に監督を解任した。その後、さらなる不正行為が明らかになったため、日本協会への告発状提出となったという。同社「今後のバドミントン界の健全な発展、バドミントン選手の私生活の平穏と安定およびバドミントンに関わる人や企業が永続的に応援していけるように、(今井氏の)厳正な処分をお願いします」などとコメントした。
女子シングルスで世界ランク1位になった山口茜ら、有力選手が所属する名門の同社だが、23日には東京オリンピックでメダルが獲得が期待される福島由紀(24)広田彩花(23)組が今月月末で退社するとの報道が出ていた。この報道に関して、同社は退職届を受理していることを認めた一報で、家族から強い慰留があり、保留状態にあることを明かした。本人たちの意思が変わらなければ、今月30日を持って退社になるという。また「移籍を認めない方針」との報道があったことには「そのような発表はしていない」と反論した。
福島、広田組は今井氏の在籍する岐阜トリッキーパンダースへの移籍を希望している。昨年世界選手権で銀メダルを獲得。2年後の東京オリンピックは、リオ金メダルの高橋、松友組らとともに金メダルの期待も高まっているだけに、今後の動きが注目される。
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