平昌五輪フィギュア男子、羽生結弦が金&宇野昌磨が銀な件について

「王の帰還」と呼ぶにふさわしい完璧なSPとは対照的に、「王者の意地と執念」でFSを戦い抜いた羽生結弦が、男子フィギュアシングルで66年ぶりの五輪連覇。ケガから復活ぶっつけ本番の平昌五輪で、SP100点台4人、FSとの合計300点台3人の超高レベルな戦いを制した。誤解を恐れずに言えば、まさに人ならざる者の所業。よく「五輪には魔物がいる」というが、今回、韓国・江陵アイスアリーナにいた魔物の名は、羽生結弦というのだろう。

 そんな五輪の魔物と互角に踊り抜いたハビエル・フェルナンデス、魔物の覇気をかわして我流で舞った宇野昌磨が、それぞれ銅メダル、銀メダルを獲得した。その意味からも、今日のリンクを支配していた魔物、否、魔王は羽生結弦だった。

戦場の流れを支配する力、抗う力。FSで意地を見せ、SP17位から総合5位に喰い込んだ「今シーズン無敗の新星」ネイサン・チェンに足りなかった力は、それだけだった。故に羽生結弦との差は紙一重であり、その紙の厚さは0であるの同時に無限でもある。

今回、宇野昌磨やハビエル・フェルナンデスが「魔王」羽生結弦相手に見せた力を、ネイサン・チェンはこれから得ることができるだろうか。是非とも得て欲しいものだ。ビンセント・ジョウや金博洋らと共に。そう感じさせてくれる「良い戦場」だった。今日の江陵アイスアリーナは。

にしても、この何もかも対照的な2人が金銀、1.2フィニッシュとはねえ。これだからフィギュアは面白い。

羽生がフィギュア男子2大会連続の金、宇野が銀 平昌五輪

【AFP=時事】平昌冬季五輪は17日、フィギュアスケートの男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、羽生結弦(Yuzuru Hanyu)が合計317.85点で2大会連続の金メダルを獲得した。

羽生は、1948年大会と1952年大会を制したディック・バトン(Dick Button)氏以来となる連覇を達成し、現代の「氷上のプリンス」としての地位を確固たるものにした。

合計306.90点で宇野昌磨(Shoma Uno)が銀メダル、同305.24点でハビエル・フェルナンデス(Javier Fernandez、スペイン)が銅メダルをそれぞれ獲得した。【翻訳編集】 AFPBB News。

(2月17日 AFP-BB)

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