物質・材料研究機構が超高速自己修復セラミックを開発な件について

従来のAl2O3とSiCベースのセラミックと比べて6万倍の修復スピード、そして、修復プロセスは生物の骨の自然治癒と同様と聞いては、メカ好きヲタの厨二心が思わずいきり立ちますな(*´Д`)ハァハァ

真面目な話、こないだ東大の相田卓三教授のグループが開発したポリエーテルチオ尿素製の「割れても自然に修復するガラス」のように、素材ベースでメンテナンスフリーな製品やインフラが増えれば、色々と人類社会は楽になる。つかその機能美に萌えざるを得ない(*´Д`)ハァハァハァハァ

亀裂が直るセラミックス=航空機エンジン応用期待―物材機構

約1000度の高温環境で亀裂が入っても、最短1分で自然に修復するセラミックスを開発したと、物質・材料研究機構と横浜国立大の研究チームが28日までに発表した。修復の詳細な仕組みも解明した。航空機エンジンのタービンに応用できれば、ブレード(羽根)を軽くして燃費を良くできるという。

タービンブレードには現在、ニッケルなどの合金が使われている。セラミックスなら軽くなるが、小石や金属片などが当たると破損しやすく、改良が必要という。論文は英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。

横浜国大の安藤柱名誉教授らは1995年、アルミナ(酸化アルミニウム)に炭化ケイ素を混合したセラミックスで亀裂が修復することを発見した。ただ、詳しい仕組みが分からず、約1000度では修復に1000時間程度かかっていた。

物材機構の長田俊郎主任研究員らは、特殊な電子顕微鏡で修復過程を観察した。亀裂に入った空気の酸素と炭化ケイ素が反応し、二酸化ケイ素を生成。この二酸化ケイ素とアルミナの混合液体が亀裂を埋め、結晶化して修復することが分かった。微量の酸化マンガンを加えると修復を促進でき、約1000度では最短1分で修復できた。

(12月28日 時事通信)

ここで「どうしてこんなに好きになったの?」を紹介。


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…尊い(真顔)。

 

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