事故現場と割れ方から見て「老朽車体の歪みかトンネル通過時の風圧脈動」が原因 ~ 東京メトロ日比谷線の茅場町-八丁堀駅間で地下鉄車両のガラス窓が突然粉砕

 トンネル内という場所から見て投石等の可能性は低いと考えます。事故直前に、ガラスが割れたのとは別の箇所で「ドン」という大きな音がしたということから考えると、何らかの理由で件の車両にイレギュラーな歪みが発生し、その歪みが砕けた強化ガラスに作用したと考えるのが自然でしょう。

 8両編成の日比谷線ということは、事故車両は少し前の型式。車体やガラス窓もそれなりにくたびれているため、たまたまトンネル通過時の風圧脈動で割れたのかも知れませんが、その辺りはこれからの調査で分かるかなと。

 とりあえず愉快犯などによる犯罪の可能性は無いので、関係者は安心していいです。あとは、ガラスがどこから割れたかですが、おそらく小さくて古いヒビや線条痕でしょう。場所が日比谷線なだけに。

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 あれ?

地下鉄日比谷線、走行中に窓ガラス割れる けが人なし

 24日午後0時40分ごろ、東京メトロ日比谷線茅場町―八丁堀間を走行中の電車(8両編成)の窓ガラス1枚が割れた。電車は八丁堀駅で一時停車し、駅員が破片を片付けた。その後、駅員が乗車して安全を確保しながら乗客を乗せたまま車両交換できる中目黒駅へ向かった。けが人はいないという。

 東京メトロによると、割れたのは先頭車両の右側の窓。原因を調べている。

(10月24日 朝日新聞)

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