「自民30都民26/87」2017都議選予想・23区編な件について(2017/6/24)
昨日の23区の選挙区(87議席)分に続いて他の選挙区と、そして都全体の2017年東京都議選の結果予想をしてみました。まずは23区以外の選挙区(40議席)について。
- 八王子市選挙区(定数5):自民1-2、都民1-2、公明1、民進0-1、共産1
現職2名が引退した自民は伊藤祥広&鈴木玲央の新人2名を立てるが、伊藤の1議席確保が限界か。両角穣@都民、東村邦浩@公明、清水秀子@共産は盤石。残り1議席が安藤修三@民進にまわるか、自民・都民の2議席目に回るかに注目。
- 立川市選挙区(定数2):自民1、都民1
清水孝治@自民は鉄板。都民は、小池百合子の手駒・増田一郎を擁立しただけでなく、民進からの寝返り組現職・酒井大史を推薦。あわよくば2議席確保を狙うが、世の中そんなに甘くない。
- 武蔵野市選挙区(定数1):自民1
島崎義司@自民と松下玲子@民進の激突再び。そこに、鈴木邦和@都民が乱入。松下の足を引っ張って落選の道連れに。島崎ごっつぁん。
- 三鷹市選挙区(定数2):自民1、都民0-1、民進0-1
新人・加藤浩司@自民は2位狙い。中村洋@民進と山田浩史@都民が潰しあう。
- 青梅市選挙区(定数1):自民1
野村有信@自民で鉄板。隠れ共産の寉田一忠が森村隆行@都民の足を引っ張る。
- 府中市選挙区(定数2):自民1、都民1
鈴木錦治@自民は盤石。紆余曲折、新人の藤井晃と民進からの寝返り現職の小山有彦を2名とも公認するという暴挙に出た都民。2名は無理よ。割りを喰うのは本家筋の藤井。
- 昭島市選挙区(定数1):自民0-1、都民0-1
ここは、わからん。謎の新人・中村豪志@自民も、民進党と喧嘩別れした長島昭久の子分・内山真吾@都民も、どっちも胡散臭いんだもん。相手より暗いヘイトをため込んでいる内川がやや不利か。
- 町田市選挙区(定数4):自民1-2、都民0-1、公明1、民進1
定数1増の町田市。小磯善彦@公明と今井路加@民進は堅い。自民が鉄板・吉原修に続き、新人・市川勝斗で2議席を獲れるかは、奥澤高広@都民の出来次第。
- 小金井市選挙区(定数1):都民1
大混乱選挙区になっている原因の9割は、自民の現職だった木村基成が、都民へ寝返りついでに世田谷区に落下傘したせい。有力候補の広瀬真木@自民と辻野栄作@都民、両方とも微妙過ぎるが、もともと非自民系が強い小金井市。精神科医の辻野先生が、1歩リードか。
- 小平市選挙区(定数2):自民0-1、都民0-1、民進1
斉藤敦@民進は堅い。高橋信博@自民は本来なら鉄板だが、都民に寝返った身内・佐野郁夫の暗躍次第では、足元をすくわれる恐れあり。ぶっちゃけ、佐野のような輩は早いうちに潰しておいた方がいいぞ。
- 日野市選挙区(定数2):自民1、都民0-1、無所属0-1
古賀俊昭@自民は磐石。民進の現職だった新井智陽は都民に潜り込めず無所属出馬、菅原直志@都民と私怨込みの潰しあいを展開する模様。
- 西東京市選挙区(定数2):自民1、都民0-1、無所属0-1
山田忠昭@自民は鉄板。民進の現職だった石毛茂は都民に潜り込めなかったが、離党して都民推薦付きの無所属出馬。都民本家の新人・桐山ひとみと共に選挙戦へ。都民の「本家筋以外の2名目候補」ってこんなのばっかり。
- 西多摩選挙区(定数2):自民1、都民0-1、無所属0-1
田村利光@自民は新人なりに2位は狙えるポジション。民進の現職だった島田幸成は都民に潜り込めなかったが、離党して都民推薦付きの無所属出馬。都民本家の新人・清水康子と共に選挙戦へ。都民の「本家筋以外の2名目候補」って以下略。
- 南多摩選挙区(定数2):自民1、都民0-1、無所属0-1
小礒明@自民は当確。元・稲城市長&維新&民進の現職だった石川良一が、都民推薦付きの無所属出馬。都民本家の新人・齋藤礼伊奈と共に選挙戦へ。都民の「本家筋以外の…もういいや。
- 北多摩第一選挙区(定数3):自民1、都民1、公明1
谷村孝彦@公明は盤石。次いで、北久保眞道@自民までは堅い。現職の尾崎あや子@共産は、関野杜成@都民に押し出される。
- 北多摩第二選挙区(定数2):自民1、都民0-1、生活者ネ0-1
高椙健一@自民は当確ライン。残る1議席を、興津秀憲@民進、山内玲子@生活者ネ、岡本光樹@都民が奪い合い、潰し合う。えぐい三つ巴になりそうだなあ。
- 北多摩第三選挙区(定数3):自民1、公明1、無所属1
定数1増の北多摩第三。栗山欽行@自民、世田谷からの刺客・中島義雄@公明は堅い。民進を離党した現職の尾崎大介が、隠れ都民の無所属でちゃっかり3議席目GET。
- 北多摩第四選挙区(定数2):自民1、都民0-1、無所属0-1
野島善司@自民は鉄板。民進の現職だった山下太郎は離党して都民推薦付きの無所属出馬。都民本家の新人・細谷祥子と共に選挙戦へ。都民の「本家筋以外の2名目候補」って、ホントにホントにこんなのばっかり。
- 島部選挙区(定数1):自民1
ここは波乱無く、現職の三宅正彦@自民で。
以上の分析に、昨日の23区分と各選挙区の過去の傾向を合わせて修正した予想は以下の通り。
政党名 23区予想 他都市・選挙区予想 合計 自民党 30 18 48 都民ファースト 26 11 37 公明党 18 4 22 民進党 4 2 6 共産党 9 1 10 生活者ネ 0 0 0 諸派無所属 0 4 4 合計 87 40 127
自民党48、都民ファーストの会37、公明党22。無所属の4議席は基本的に「隠れ都民」なので、小池百合子与党の勢力の合計議席数は63。ギリギリ過半数行くか行かないかってところですな。それも公明党の支持を得続けてやっとという前提の。
まるで、自民党=銀河帝国、都民ファーストの会=自由惑星同盟、公明党=フェザーンの如し。現状よりも創価学会に都政のキャスティング・ボートを握られちゃった都議会と東京都民の明日はどっちだ。と7/2前に言ってみるテスト。
■自民…加計問題で危機感/都民…市場の移転に批判
東京都議選は24日、告示後初の週末を迎えた。学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の文書問題などで逆風の自民候補は危機感を示す。小池百合子知事が代表を務める地域政党「都民ファーストの会」の候補も、小池氏が表明した豊洲移転・築地再開発という市場の両立案への批判にさらされている。こうした情勢下、候補者は有権者に何を訴えているのか。
「遊説中に支持者から『自民は何をやってるんだ』と厳しく叱られた」。政府対応などが批判を浴びた加計学園問題の影響を自民新人はこう話した。告示前日には、秘書への暴行を報じられた豊田真由子衆院議員への批判も寄せられた。
「支持者から見ると国政も都政も一緒。選挙に影響が出ることが心配」と話し、街頭では「批判は謙虚に、淡々と都政の課題を訴える」と気を引き締めた。
自民都連の下村博文会長はこの日の演説で、「都政と関係のないところで自民党はおごっている(と言われる)。国も都政も責任を持って前に進める政治をしたい」と訴えた。
加計学園問題では公明現職も厳しい立場だ。公明は都政では都民と連携するが、国政で自民と連立を組む。選挙戦では「自民にものを言わなければだめだ」という支援者の厳しい声が悩ましいとも。
加計学園問題と同様、豊洲市場の移転に絡む市場問題にも批判が集まるが、公明現職は「豊洲を都政の中心課題として捉える有権者はあまりいない」と、この日は福祉、教育施策の充実を中心に訴えた。
一方、都民現職は「豊洲移転の方向性がはっきりした。知事の表明に沿って広く理解を求めていきたい」と有権者に訴えた。「情報公開」を主要公約に掲げるだけに「国政も都政も自民の本質は変わらない。改革への積極姿勢を訴えたときの有権者の反応は良い」。
「小池知事だって決めるのは議会と言っている。選挙で勝って豊洲移転は中止にしたい」と主張するのは共産現職。街頭では、築地再整備の必要性を訴え、加計学園問題では「有権者の怒りは大きい」と、政権批判を繰り広げた。
民進元職は商業施設前で情報公開での持論を展開。「行政文書を残し、情報公開を行っていくことで忖度(そんたく)、口利きを除外できる。加計のような問題もなくなる」と訴えた。政権批判は控えめで「都議選は国政ではなく都政。批判ばかりでは何も生まれない」と独自のスタンスを示した。
(6月25日 産経新聞)
ここで「【第9回東方ニコ童祭】暁Records/秘封倶楽部【東方ヴォーカルPV】」を紹介。
綺羅綺羅しゅうございます。
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