第一回投票の結果、決選投票に進んだのは、マリーヌ・ルペンとエマニュエル・マクロン。それが決まった瞬間、フランスの若者層は一気に暴徒化。口々にこう叫びながら。
- 「ルペンみたいな過激思想の持ち主に政権を任せたら駄目だ。声をあげて止めないと」
- 「2人とも受け入れられない。1人は金融界のために働く候補、1人はただのファシストだわ」
- 「若者や労働者には最悪の結果だ。投票に夢や希望を託せません」
まずは、昨日のこのエントリーの予想通りの展開か。
決選投票にフィヨンが残らなかったらヤバい仏大統領選な件について(2017/4/23)
- ルペン(国民戦線:FN)vsマクロン(前進!:En Marche!):「筋金入りかつ演技力のある」ポピュリストvs経済「だけ」得意男
マクロンvsメランションは基本的に「無い」として、決選投票で保守・中道勢力がルペン相手に票を寄せるには、マクロンもメランションも役者不足なんだよなあ。
現地メディアは、他の敗退候補の多くから支持を得ることになったマクロンが、ルペン相手に得票率ベースで62-64:36-38の差をつけて圧勝すると予想している。実際の差はもっと縮まるだろうが、マクロン勝利はまあ間違いないだろう。
問題は次だな。パリの若者たちがくしくも口にしているが、マクロンは経済方面にだけ長けているテクノクラートだ。実のところ、それ以外の能は無い。産業界や富裕層の支持は得られても、一般庶民・貧民層や若者などの社会的弱者の支持は得られない。
すると、どうなる。
マクロン政権下では今以上に、世論の二分化と激しい相互不信が進む。そして、その状況を一番望み、最も恩恵を被る者は誰か。
マリーヌ・ルペン
「混沌の都パリへようこそ!古き良きそして真に自由な欧州を求める皆さん!」
フランス万歳。
パリ中心部では、フランス大統領選挙の結果に不満を持つ若者による暴動が発生しました。
大統領選挙の投票終了後、パリ中心部のバスティーユ広場周辺では、反ルペン、反マクロン派の若者を中心に数百人が暴徒化しました。暴徒化した集団は銀行や商店のガラスを割ったり、路上に火を放ち、警察は催涙弾などを使って鎮圧しました。
「ルペンみたいな過激思想の持ち主に政権を任せたら駄目だ。声をあげて止めないと」(若者)
「2人とも受け入れられない。1人は金融界のために働く候補、1人はただのファシストだわ」
「若者や労働者には最悪の結果だ。投票に夢や希望を託せません」
警察によりますと、この暴動で2人がけが、3人が逮捕されたということです。
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欧州は混乱の巷。極東ももうすぐ戦乱の巷。せめて二次元の世界だけは萌えと平穏を。
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