豪華客船「クイーン・エリザベス」と密輸品の「格」が合わなさ過ぎる ~ 米国人リチャード・ジェイ・ステイン、乾燥大麻130グラムを密輸しようとした容疑で逮捕 -広島-

逮捕容疑は、営利目的で大麻を密輸しようとした、としている。

 乾燥大麻130グラムなんて、日本のぼったくりプライスでも末端価格でせいぜい100万円だろ? ステイン容疑者がニューヨークからどこまで行く予定だったのかはわからんが、妻と一緒で仮に世界一周ならクルーズ料金は軽くでも300万円はかかる。リスクとコストパフォーマンスを考えれば、こんなに割の合わない「密輸」は無い。

 仮に日本に密輸するつもりなら、昨日の広島寄港時、現地のバイヤーにブツは渡しているはず。わざわざ明日の神戸まで引っ張る理由はない。にも関わらず、ステイン容疑者は手ぶらで広島観光をやっていて、そのスキに商品を押さえられた。こんな間の抜けた「密輸犯」はいない。

 大麻は密輸というより、クルーズ中の夫婦のキメセク用に所持していただけじゃね? その場合、所有者と所持目的があやふやなままだと、日本の大麻取締法では逃げ切られる可能性があるので、広島海上保安部は「密輸未遂」のレッテルを貼って身柄の確保を優先した。

 となると、今回の一連の捜査劇は大麻の密輸阻止が目的ではなく、

f:id:kagura-may:20170319233150j:image:h250

「ステイン容疑者を狙った別件逮捕っぽいですわね」

 大麻以外に、もっと重要なモノをステイン容疑者は隠しているんじゃないの? 盗品の貴金属とか美術品とかネットでは受け渡しが困難な情報とか。それなら、「クイーン・エリザベス」との格も合うってもんだ。大麻130グラムよりはずっとね。

<大麻密輸未遂容疑>クイーン・エリザベスの乗客を逮捕

 18日午後2時20分ごろ、広島市佐伯区の広島港五日市ふ頭に寄港していた英国の豪華客船「クイーン・エリザベス」で、巡回中の税関職員と麻薬探知犬が客室の金庫内から乾燥大麻約130グラムを発見した。広島海上保安部は、この部屋の利用客のリチャード・ジェイ・ステイン容疑者(63)=米国籍=を大麻取締法違反(密輸入未遂)容疑で現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、営利目的で大麻を密輸しようとした、としている。広島海保などによると、客船は世界各国に寄港しており、広島港には18日午前7時半ごろ入港した。ステイン容疑者は今年1月に米ニューヨークで乗船、18日に広島観光で船外に出ている間に麻薬探知犬が大麻に気付いたという。【竹内麻子】

(3月16日 毎日新聞)

一押しして頂けると励みになります<(_ _)>

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です