教育社との縁を断ち切れなかった「Newton」の悲劇な件について

 今回の悲劇の根っこは、90年代末、ニュートンプレスの経営陣が「ある決断」をできなかったことにある。

 「Newton」は、日本の科学雑誌の草分けとして、元東京大学教授の竹内均さんを初代編集長に迎え、昭和56年に教育社から創刊されました。アメリカの科学雑誌にならい、イラストや写真を多く使って最先端の科学をかみ砕いて伝えるスタイルが多くのファンの心をつかみ、科学雑誌ブームの先駆けとなりました。

 その後、出版元はニュートンプレス社に変わり、公式ホームページによりますと、平成26年11月には創刊400号を迎えたほか、海外での販売や電子版も展開していました。

 「Newton」の営業権を教育社から買い取った時、ニュートンプレスの辻裕久社長(当時)が、外部株主をグッと増やし、「ブラック企業の老舗」教育社の高森圭介・みどり夫婦との縁を切っていれば、こんなことにはならなかったんだよ。

 その後、歴代のマトモ系社長が亡くなったりいなくなる中、しぶとく生き残った高森圭介にブランドを再度乗っ取られ、挙句にこの始末だろ。まさに悲劇。

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 「Newton」初代編集長・竹内均御大が、草葉の陰で泣いているぞ。

科学雑誌「Newton」出版社元社長を逮捕 出資法違反容疑

 科学雑誌「Newton」を発行している東京の出版社の元社長ら2人が定期購読者に対し「タブレットを使った教材の開発に出資すれば確実にもうかる」などと持ちかけて違法に金を集めていたとして、出資法違反の疑いで逮捕されました。警察によりますと、元社長は「お金を借りただけ」と容疑を否認しているということです。

 逮捕されたのは東京・渋谷区の出版社「ニュートンプレス」で去年12月まで社長を務めた高森圭介容疑者ら(77)2人です。

 警察によりますと高森元社長らは、社長当時のおととし3月にかけ、島根県などの3人の定期購読者に会社の名前のパンフレットを送り「タブレットを使った小中学生向けの理科の教材の開発に出資すれば元本を保証して年に5%の利息を支払い確実にもうかる」などと持ちかけて、1200万円を違法に集めたとして、出資法違反の疑いが持たれています。

 警察によりますと、調べに対し、高森元社長は「お金を借りただけ」と容疑を否認しているということです。

 ニュートンプレスは、科学雑誌「Newton」を発行していて、警察は2人がほかにも全国の購読者などおよそ300人から7億円を集めていたと見て詳しいいきさつを調べています。

ニュートンプレス 「コメントできない」

 元社長が出資法違反の疑いで逮捕されたことについて、科学雑誌「Newton」を発行している東京・渋谷区の出版社、「ニュートンプレス」は、「現在、対応できる責任者がおらず、情報もないため、何もコメントできない」としています。

日本の科学雑誌の草分け

 「Newton」は、日本の科学雑誌の草分けとして、元東京大学教授の竹内均さんを初代編集長に迎え、昭和56年に教育社から創刊されました。アメリカの科学雑誌にならい、イラストや写真を多く使って最先端の科学をかみ砕いて伝えるスタイルが多くのファンの心をつかみ、科学雑誌ブームの先駆けとなりました。

 その後、出版元はニュートンプレス社に変わり、公式ホームページによりますと、平成26年11月には創刊400号を迎えたほか、海外での販売や電子版も展開していました。

(2月17日 NHK)

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