実は社長発表どころじゃない大スキャンダルが露見し、お偉いさんが揃って土下座謝罪会見する予定だったANAHD。
しかし、常日頃は昼行燈なヒラ取締役が「あきらめたらそこで会社終了ですよ」とスッと立ち上がり東奔西走。讃美歌13番でお仕事を受けてくれる誰かさんと交渉し、スキャンダル関係者を会見前に処理してもらうことに成功。
全てが終わり、午後3時からシレッと行われた「社長交代発表だよーん」コントをモニターで見届けつつ、ヒラ取さんはいつものように茶をすすっていた。という展開だったら面白かったのになー(こら)。
真面目な話、「緊急会見」の第一報を耳にした瞬間は、何年経っても運用開始の目途が立たないMRJの体たらくに、
とキレたANAの偉い人が、「わしは決めたぞ!わしは決めたぞ役員達!わしは決めた!MRJ全機キャンセルだ!」と発表するんじゃないかと思ったよ。
航空大手ANAホールディングス(HD)の中核事業子会社である全日本空輸は16日、篠辺修社長(64)が3月末で退任し、後任に平子裕志取締役(59)が4月1日付で就く人事を発表した。篠辺氏は社内の慣例に従って4年で退き、若返りを図る。
平子氏は主に企画畑を歩み、現在はHD取締役としても財務を担う。記者会見で「最初にやるべきことは現場力の回復。中長期的な課題は国際線で、成長の柱になる」と述べた。篠辺氏は4月1日付でHDの副会長に就く。
この発表をめぐり、ANAHDの株価が乱高下した。全日空が午前、「重要な経営課題」で緊急会見すると報道各社に通告したのが発端とみられ、一時は前日終値より7%ほど株価が下がった。その後、社長交代の発表だと伝わり、株価は回復した。
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