北朝鮮が「いつでもどこでもICBMを発射可能」宣言な件について

　射ってもらってもよろしいが、射ってもよろしいのか。

　仮にICBMが日本や米国の大都市を1つ吹き飛ばしたとしても、その代償として北朝鮮は一国丸ごとが灰燼と化す。誰も「大量虐殺戦犯国にして4000万人の難民予備軍保有国」北朝鮮のために報復や援護はしないから、朝鮮半島北半分は文字通り無人の焼け野原となる。それで朝鮮半島を巡る課題の大半は解決する。

　それでも良ければ、ミサイルの発射ボタンを押せば良い。ダチョウ倶楽部風に言えば「おすなよ！絶対おすなよ！」だ。

北朝鮮ＩＣＢＭ発射の可能性示唆し米をけん制

　北朝鮮は発射実験の準備が最終段階に入ったとしているＩＣＢＭ＝大陸間弾道ミサイルについて、「任意の時刻に任意の場所から発射されるだろう」として発射実験を強行する可能性を示唆し、トランプ次期政権の発足を控えたアメリカへのけん制を強めています。

　北朝鮮のキム・ジョンウン（金正恩）朝鮮労働党委員長は元日に発表した演説で、ＩＣＢＭ＝大陸間弾道ミサイルの発射実験の準備が「最終段階に入った」と述べました。

　北朝鮮は８日夜、国営の朝鮮中央テレビを通じて外務省報道官のコメントを伝え、「われわれの大陸間弾道ミサイルの開発はアメリカの脅威に対処した自衛的国防力強化の一環だ」と主張しました。そして、「大陸間弾道ミサイルは最高首脳部が決心する任意の時刻、任意の場所から発射されるだろう」として発射実験を強行する可能性を示唆しました。

　そのうえで、アメリカに対し「われわれを正しく理解し、新たな思考方式を持つべきだ」として、対北朝鮮政策の転換を要求しました。

　アメリカのトランプ次期大統領は、キム委員長がＩＣＢＭの発射実験の準備が最終段階に入ったと述べたことについて、自身のツイッターで、「北朝鮮はアメリカに到達する核兵器の開発の最終段階にあると言うが、そんなことは起きない」とコメントしていました。

　北朝鮮はＩＣＢＭの発射実験の可能性を示唆することで、トランプ次期政権の発足を控えたアメリカへのけん制を強めています。　

(1月9日 NHK)

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