鳥越俊太郎は伊豆諸島をタックスヘイブンにするつもりなのだろうか? ~ 「島の消費税は半額にするよう、国に働きかけたい」

町民との懇談後の演説では、輸送費の上に消費税が上乗せされる島の物価高について「島の消費税は半額にするよう、国に働きかけたい」と訴えた。

 言わんとするところは分かる。が、そこは消費税の半減ではなく、輸送費の補助が正解じゃないの。できても、地方消費税分(1.7%)の免除か相当分の負担支援。

 島の産業に一律消費税半額の網を掛けると決まった瞬間、島に無数の貸オフィスができて、日本中の通販会社が伊豆に事業所登録することになるだけだぞ。もちろん、島の産業には、貸事務所の家賃と名前貸し島民の手間賃以外の恩恵無し。東京都には、国に払う分と島で減免した消費税の差分負担が発生する。

 普通に考えれば、懐具合の厳しい通販事業者以外、誰も幸せにならない愚策なわけだが、鳥越はその辺りの現実を分かって、口にしているのかね。少なくとも、税制のことは全く勉強しとらんだろ、鳥越は。お得意の3日間の詰め込み芸で、他に何を勉強したかは知らんけど。

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「このおっさん、テレビやネットの公開討論会に出なくて正解やったな」

「すこぶる、フルボッコな公開処刑確定だったろうね。出てたら」

 TVや公開討論会は、スタッフが事前にテーマを検証して出席阻止できるけど、こういう風に演説でいきなりボケられたらフォローしようがないもんなあ。鳥越陣営(鳥越本人を除く)の苦労がしのばれる。大変だね。

鳥越氏、聴衆3人伊豆大島から選挙戦最終週スタート

 東京都知事選(31日投開票)に出馬している鳥越俊太郎氏(76)は25日、伊豆大島(大島町)から、選挙戦最終週の巻き返しをスタートした。過疎化が進む岡田地区の岡田港では聴衆3人を相手に演説。あまりの寂しさを見かねたのか、聴衆の女性が1人、鳥越氏に日傘を差し掛けるひとこまもあった。

 元町港の演説では約50人、役場前で約100人に支持を訴えた。染め物工房では町民たちと座談会も行い、13年の大規模土砂災害現場では献花を行った。

 有名人で、どこでも大勢の聴衆に囲まれる鳥越氏には、岡田港での遊説は「衝撃的」(同氏)だった。ただ、鳥越氏は「僕は弱い立場の人に寄り添うと言ってきた。島は不利な立場にある。ここで見て聞いたことは大切にしたい」と出馬の原点に立ち返った様子だ。

 町民との懇談後の演説では、輸送費の上に消費税が上乗せされる島の物価高について「島の消費税は半額にするよう、国に働きかけたい」と訴えた。

 同行した松原仁・民進党都連会長は、終盤に向け「ジャーナリストの彼が、自分自身の言葉で、有権者に強く語りかける言葉を見つけたら、一気に戦局は変わる」と巻き返しを期した。【清水優】 

(7月26日 日刊スポーツ)

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