欧州で「春の難民祭り」に続き「極右躍進カーニバル」開催中 ~ オーストリアに反難民・極右大統領が誕生するまであと半歩(2016/4/25)
1月前のこの時は、自由党・FPOeのノルバート・ホーファーが35-36%、緑の党系のアレクサンダー・ファンデアベレンは20-21%の票を獲った。そして決選投票でも、国内主体票ではホーファーが51.9%、ファンデアベレンが48.1%だった。
ところが、全有権者の14%に相当する在外・郵便投票層をカウントしたら、ホーファーの49.7%に対して、ファンデアベレンが50.3%といきなり逆転。
なんだこれ。
郵便投票した海外在住者は難民の脅威を肌感覚で感じていないから、冷静に極右大統領を拒絶することができたのか。それとも、郵便で事前投票している連中は、もともと組織的リベラル層が圧倒的に多いのか。はたまた、「ナチもどきの大統領を阻止するためだ。なりふりかまってられるか!」と、あからさまな不正開票が、誰かさんによって不在者投票分でなされたのか。つまりは、
なのか?
いずれにしても、なんだかモヤッとするこの結果。ホーファーが大統領に選ばれたケースとは別の意味で、闇が深さを感じざるを得ないんだぜ。
オーストリアの大統領選挙の決選投票で、リベラル政党の候補が、1回目の投票でトップだった極右政党の候補を破って当選し、背景には極右政党が台頭することへの危機感の高まりがあったとみられています。
オーストリアで22日に行われた大統領選挙の決選投票は大接戦となり、投票結果は、郵便で投じられたおよそ75万票の開票まで持ち越されました。内務省が23日、発表した最終的な結果によりますと、リベラル政党「緑の党」出身のファン・デア・ベレン氏が50.3%、極右政党「自由党」のホーファー氏が49.7%となり、僅かの差でファン・デア・ベレン氏が当選しました。
今回の大統領選挙では、シリアなどから流入する難民や移民への対応が争点の1つとなり、極右政党のホーファー氏が受け入れを最小限に抑えるべきだと主張したのに対し、ファン・デア・ベレン氏は人権を守る立場から寛容な姿勢を示していました。先月行われた1回目の投票では、ホーファー氏がトップで、ファン・デア・ベレン氏は10ポイント以上の差をつけられていましたが、決選投票では、極右政党が台頭することへの危機感が高まり、著名人がファン・デア・ベレン氏への支持を表明するなどしたため、逆転したとみられています。
オーストリアの大統領の政治権限は限られていますが、EU=ヨーロッパ連合の中で初めて極右政党の国家元首が誕生するかどうか、周辺国からも大きな注目を集めていました。
(5月24日 NHK)
ここで「【ダンまち】風のノー・リプライ 【モデル更新】」を紹介。
エルガイムも30年以上前の作品なんだよなあ。月日が経つのは早い。
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