海でも陸でも中国に舐められっぱなしのインドネシア ~ 違法操業の中国漁船を曳航中、中国海警局に力尽くで「回収」される

 今回の密漁船の無法回収の件といい、遅々として作業が進まなかった挙句、月内着工のエビデンスのためだけに、全長142km中5km分だけ着工の認可が下りたジャカルタ-バンドン間高速鉄道計画の件といい、インドネシアは中国に舐められ過ぎとりゃせんかい?

 アルゼンチンのように撃沈しろとまでは言わんけどさ。自国の法にまつろわぬ輩には、「領有権」を前面に押し出した不退転な交渉も必要よ? 肝心のジョコ政権に、それを行える胆力が備わっているかどうかは知らんけど。

 しかし、曳航中の密漁船を力尽くで取り戻すなんて無法、流石の中国でもやりすぎだろ。もしかして、件の船はただの密漁船ではなかったとかな。密猟船に見せかけた工作船とか。

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 それなら納得。

インドネシア 中国海警局船による密漁取締り妨害で抗議

 インドネシア政府は南シナ海の排他的経済水域内で、中国の漁船を密漁の疑いで摘発した際、インドネシアの監視船が中国海警局の船から妨害を受けたとして、中国政府に強く抗議し、詳しい説明を求めました。

 インドネシア政府によりますと、19日、南シナ海に浮かぶナトゥナ諸島沖合のインドネシアの排他的経済水域内で、海洋当局の監視船が中国の漁船を密漁の疑いで摘発した際、中国海警局の船から妨害を受けたということです。

 監視船側が船員を逮捕して、漁船をえい航し始めたところ、中国海警局の船が船体を漁船にぶつけ、えい航できないようにしたということで、監視船は漁船の押収を諦めたということです。

 インドネシアのルトノ外相は21日、中国大使館の代表を外務省に呼び、今回の事案を強く抗議したうえで記者団に対し、「インドネシアの主権と排他的経済水域の管轄権を侵害するものだ」と述べ、中国政府に対し、詳しい説明を求めたことを明らかにしました。

 インドネシアと中国は領有権問題を抱えていませんが、中国は南シナ海のほぼ全域の管轄権を主張しており、その中には今回の事案が起きたナトゥナ諸島沖合の水域の一部も含まれています。

 3年前にも武装した中国の漁業監視船などが、インドネシア当局の船を取り囲み、密漁の疑いで逮捕された中国人の釈放を要求する事件が起きています。

 一方、ジャカルタにある中国大使館の代表は記者団に対し、「事案が起きたのは中国の伝統的な漁場だ。インドネシア側は両国の良好な関係に基づく利益を考慮し問題を解決することを望む」と述べ、逮捕された船員の早期解放を求めました。

(3月21日 NHK)

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