思いのほか伸び悩み、トランプに10ポイント以上の差をつけられて後塵を拝する結果となったテッド・クルーズとマルコ・ルビオ陣営。そして遂に、ジェブ・ブッシュが大統領選から撤退。
「世論が動かなかった故に動いたねえ。事態が」
さあ、3/1のスーパーチューズデーはどうなる。ヒラリーがこのまま行くであろう民主党はともかく、共和党の保守本流はルビオに票を集めてトランプとクルーズ陣営に対抗しないと、マジで碌でもない二者択一に党員を追い込んじまうぞ。
トランプ氏、サウスカロライナ州で勝利確実 米メディア報道 ルビオ氏やクルーズ氏突き放す
【ワシントン=小雲規生】米大統領選に向けた候補者指名争いで、共和党のサウスカロライナ州予備選と民主党のネバダ州党員集会が20日開かれた。両党ともアイオワ州、ニューハンプシャー州に続く第3戦目。共和党では不動産王、ドナルド・トランプ氏の勝利が確実。民主党ではヒラリー・クリントン前国務長官がバーニー・サンダース上院議員に勝利した。
サウスカロライナ州では午後7時(日本時間21日午前9時)に共和党予備選の投票が締め切られた。米メディアは7時半ごろから、相次いで「トランプ氏が勝利」と報じた。米CNNテレビによると、開票率6%段階の得票率は、トランプ氏が32・5%、マルコ・ルビオ上院議員が22・0%、テッド・クルーズ上院議員が21・5%、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が9・9%、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事が7・6%、元神経外科医のベン・カーソン氏が6・3%。
一方、クリントン氏は午後6時15分からネバダ州内の選挙対策本部での演説で「これはあなたたちの勝利だ」と述べ、勝利宣言した。ネバダ州の民主党本部によると、全1714地区のうち84%の開票結果が出た段階で、クリントン氏への支持が52%、サンダース氏への支持が48%。米メディアは午後5時(日本時間21日午前7時)すぎから、相次いでクリントン氏勝利の見通しを示していた。
これまでの2戦はそれぞれクリントン氏とサンダース氏が制しており、ネバダ州での勝利でクリントン氏が頭一つリードした。
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