山陽新幹線の部品脱落事故は、整備ミスの可能性

 ヒューマンエラーは偶然の産物だが、ヒューマンエラーが起こる背景は構造的欠陥だ。

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 人か、技量か、設備か、時間か、それともコストか。何かがどこかで足りなかったんだ。「事故の総合商社」JR西日本と「IPO目的のコスト削減に躍起」JR九州のどっちに責任があるかは、これからハッキリするんだろうけど、ハッキリしたら、その後に待っているのは面倒という名の悪夢だな。

カバーのボルト外れる=整備ミスか、業過傷害容疑も―1人負傷の新幹線事故・福岡

 山陽新幹線の部品のカバーが脱落し、車体にぶつかり乗客1人が負傷した事故で、JR西日本は9日、カバーを車体に留めるボルト2本が外れており、整備作業が適正だったか調査していると発表した。

 福岡県警捜査1課などは業務上過失傷害容疑を視野に、JR博多総合車両所(同県那珂川町)で事故車両を実況見分した。

 JR西日本によると、脱落したのは2号車床下のアルミ製カバー(縦62センチ、横71センチ、重さ6.5キロ)。車体下部の側面に取り付ける部品で、2カ所はフックで、2カ所はボルト(直径1センチ、長さ5センチ)で固定するが、ボルトが二つとも外れていたという。

 カバーは7月21日に試験のため取り外し、3日後に再び取り付けて、今月7日に営業運転を再開した。その後、同日中に目視検査を行って、ボルトの締まり具合を確認したという。

 同社は「構造上、正規の取り付けが行われていれば外れない。何らかの理由でボルトが緩んだと推定している」として整備状況を調べる方針。

 事故は8日午後5時半ごろ発生。新大阪発鹿児島中央行きのさくら561号がトンネル内を走行中にカバーが落下し、小倉駅から約30キロ地点で急停止した。脱落したカバーは跳ね上がり、車体側面に数回ぶつかり、上部の架線に近づきショートしたとみられる。カバーは事故現場近くで見つかった。 

(8月9日 時事通信)

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