盛り上がらないまま突入した統一地方選・知事選編な件について

ここ数回の統一地方選での知事選は、与野党相乗りのケースが多いが、今回は特にその傾向が強いまま26日の告示と相成った10カ所の道県の知事選。うち、以下の8カ所は予想する必要無し。既に勝負はついている。

神奈川県知事選

  • 当確 黒岩祐治(現職):自民党 民主党 公明党 日本を元気にする会
  • 岡本一:共産党

福井県知事選

  • 当確 西川一誠(現職):自民党 民主党 公明党
  • 金元幸枝:共産党

三重県知事選

  • 当確 鈴木英敬(現職):自民党 公明党 新政みえ
  • 藤井新一:共産党

奈良県知事選

  • 当確 荒井正吾(現職):自民党 民主党 公明党 新党改革
  • 谷川和広:共産党
  • 山下真:(元・生駒市長)
  • 岩崎孝彦:

鳥取県知事選

  • 当確 平井伸治(現職):自民党 民主党 公明党
  • 岩永尚之:共産党

島根県知事選

  • 当確 溝口善兵衛(現職):自民党 公明党
  • 萬代弘美:共産党

徳島県知事選

  • 当確 飯泉嘉門(現職):自民党 民主党 公明党
  • 古田美知代:共産党

福岡県知事選

  • 当確 小川洋(現職):自民党 民主党 公明党 維新の党 社民党 福岡県農政連
  • 後藤富和:共産党

多少、見れた勝負になるのは北海道と大分の2カ所。もっとも、北海道にしたところで7-8割方は勝負がついている。

北海道知事選

  • 当確 高橋はるみ(現職):自民党 公明党
  • 佐藤のりゆき(佐藤則幸):民主党 市民ネットワーク北海道 共産党 新党大地 維新の党 社民党

4月の北海道知事選は現職の高橋はるみで決まり ~ 民主党は独自候補の擁立を断念。佐藤のりゆき支援へ(2015/2/15)

  • 「現職な上に自公が支持する分厚い高橋はるみ票-何もしてない3選12年に続く4選目への批判票-それなりに残ってるだろう反原発票」>「佐藤則幸の脆弱な基礎票+民主党の支持票-横路孝弘をはじめとする民主党内の反佐藤派票-共産党が佐藤を推すことによって離反する道内産業界票-北海道独立研究会とかないわーなドン引き道民票」

外野のおいらですら速攻でそう判断できるんだから、最後まで抵抗していた横路孝弘の気持ちは分からんでもない。もっとも、徳永エリや勝部賢志を独自に担いだところで、既に内ゲバでガタガタになっていた民主党北海道連が選挙戦を上手く乗り切れたとは、とても思えないけどね。いくら、鈴木宗男@大地が一緒に佐藤を推してくれるとしても。

 

高橋-佐藤両陣営で、段違いに基礎票の厚みが違うところに、共産党が支持に回ったことが佐藤陣営にとって、むしろ逆風になっている。結局、予想に足る選挙戦は、大分だけか。

大分知事選

  • 本命 広瀬勝貞(現職):自民党 公明党
  • 対抗 釘宮磐:民主党
  • 山下魁:共産党
  • 箕迫高明:
  • 池崎八生:

大分市長選と併せて、「広瀬&佐藤樹一郎」vs「釘宮&椋野美智子」の構図となった大分。ここは面白い。大分市長選は多分椋野。知事選は、共産党が協力していれば釘宮だったかも知れないが、今のところ6:4で広瀬有利。

でも、まだここは荒れるぜえ。更に、どちらが勝つにしても、広瀬と「くぎゅううううう!(違)」の12年来のバトルに決着というおまけつき。そんな因縁効果もあって、選挙戦最中のヲチのし甲斐がありそうな「仁義なき戦い」。怪情報の空中戦が本格化する選挙戦後半が、特に楽しみだねえ。

空中戦という点では、米軍普天間基地の辺野古移転を巡る翁長雄志@沖縄県知事と日本政府のバトルも、この先の展開が見もの。

翁長知事「辺野古移設作業停止指示!」

林芳正農相「指示執行停止(マジックキャンセル)!」

翁長知事「バカな!消えた…だと…ならば、訴訟で対抗だ!」

中谷元防衛相「さらに、損害賠償請求(クリティウスの牙)!」

翁長知事「うげぇ!!」

沖縄の反基地勢力「もうやめて!知事のライフがゼロになる前に寝返ってしまう!」

少し考えればこんな顛末になるのは想像つくだろうに、誰だろな、こんなしょうもない入れ知恵を翁長のオッサンにしたのは。早晩、「万策尽きた」翁長知事が白旗掲揚パフォーマンスを実施することになるんじゃね?。そうなると、去年に続いてまた知事選か。オッサンの寝返りないし降参は想定内だけど、また選挙となると、ちょっと展開早すぎるっす。

<辺野古>沖縄知事の指示を効力停止へ 農相、30日に決定

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡り、翁長雄志(おなが・たけし)知事が出した移設作業の停止指示は不当として沖縄防衛局が求めた指示取り消しの審査請求で、林芳正農相は、審査結果を出すまでの間、指示を「執行停止」として効力を止める方針を固めた。30日に結論を出し、県と防衛局に通知する方向だ。

執行停止により、防衛局は移設作業の継続が可能になる。また農相は今後、防衛局の審査請求を受けて審理を進め、県と防衛局から意見を聴くなどしたうえで、知事の指示を取り消すかどうかの裁決を審査結果として出す。裁決までの期間は行政不服審査法に定めはないが、知事の指示が取り消された場合、県側は訴訟などに踏み切る可能性がある。

辺野古への移設関連作業を巡っては、翁長知事が今月23日、防衛局が現場海域で許可なく岩礁破砕をしている可能性が高いとして、辺野古沖での移設関連作業を1週間以内に停止するよう指示した。防衛局が従わない場合は、移設作業の前提となる「岩礁破砕許可」を取り消す考えも表明した。

県の行う岩礁破砕許可は、水産資源保護法に基づく県漁業調整規則を根拠とする事務。防衛局は、県が問題視している海底へのコンクリート製ブロック設置について、「許可手続きの対象外だと県から説明を受けていた」としたうえで、「停止指示は違法性が明白で無効だ」と主張。水産資源保護法を所管する農相に審査請求を行うとともに、裁決が出るまでの間、暫定的に知事の指示の効力を止める「執行停止」を申し立てた。

県は、執行停止の申し立てに対して27日に農水省に提出した意見書で「申し立ては不適法で却下されるべきだ」と主張している。【江刺正嘉】

(3月28日 毎日新聞)

ここで「【これで最後】SHIROBAKO 133人でデュラララEDパロ【影踏み】」を紹介。


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総統「サムネプルンプルン」

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