中田考と常岡浩介がISISと交渉したがってる件について(2015/1/22)
昨日のこの2人も、肥大した万能感と公安への敵愾心のダダ漏れ、全体として日本人というよりムスリムなスタンス、「赤新月社を通じて金払えばいいじゃん」なアレな主張etcと、まあ色々と香ばしかったわけだが、今日の石堂順子女史の記者会見と比べれば、まだ普通。普通にまっとうな主張だったんだなあ、と感じ入った次第。
凄かったな。上には上がいると言うべきか、予想の斜め上のさらに上を予想するには、常識ってのはむしろ邪魔だと言うべきか。とりあえず、百聞は一見に如かずで、今朝の中継を直接見ることができなかった、幸運なのか不幸なのか分からない方々は、下のリンク先で会見内容の全文を読んで頂きたい。
【全文】「私はこの３日間、何が起こっているのかわからず悲しく、迷っておりました」ジャーナリスト・後藤健二さんの母・石堂順子さんが会見
ほんとこれ。
凄いでしょ？。これ、ISISに捕らわれている息子の解放を願う母親の会見なんですぜ。少なくとも外国特派員協会は、そういう目的でセッティングしたはずなんですぜ。原発や水がどうとか、神や地球がどうとかな環境活動家の報告会じゃないんですぜ。敵はISISであってIAEAじゃないんですぜ。会見直前に後藤氏の兄を名乗る人物から「会見をやめさせるべき」との連絡があったそうだけど、分かる。彼の心情、超分かる。あれは息子の不幸にパニクっている母親の振舞じゃない。素でアレな人種の振舞だ。
この会見をISISが観たかどうかは分からないけど、仮にこの会見を観て後藤氏に「同情」したのなら、彼だけでも解放してやれ。帰国させて母親を一喝させてやれ。そして、誰がこの会見のお膳立ての責任者なのかを確認させてやれ。それこそが慈悲というものだ。まさか、石堂のおかん、そこまで考えてのあの狂態…な、わけないか。
本件とは直接関係ないけど、この会見をどこまで自局の方針に沿って編集し、「全く別物のお涙頂戴＆世論煽動コンテンツ」に仕上げるかで、各主要メディアの良心が分かるよなーと、意地悪く思った次第。さて、どうなっていることやら。
「日本はイスラム教諸国の敵でない」、健二は解放を－母の石堂氏 (1)
（ブルームバーグ）：イスラム国とみられる組織に拘束されている２人の日本人のうち、ジャーナリスト後藤健二さんの母親の石堂順子氏が記者会見し、日本はイスラム諸国の敵ではないとして解放を求めた。後藤さんには子供が生まれたばかりだとしている。
都内の日本外国特派員協会での会見で石堂氏は、日本政府や諸外国に大変迷惑をかけておわびすると謝罪した。その上で「日本はイスラム教諸国の敵でなく、友好関係を保ってきた」、「健二はイスラム国の敵ではありません。解放してください」と声明などを通じて訴えた。
イスラム国は殺害予告の期限として72時間を示し、日本政府はそれが23日午後２時50分ごろと認識している。石堂氏は、残された時間はわずかだとして「健二の命を救ってください」と政府に呼びかけた。日本については憲法９条で非戦を誓っている、米国による原爆で広島と長崎で数十万人が亡くなっているとも語った。
石堂氏は会見で、後藤氏の奥さんを名乗る人から２週間前に子供が生まれたことを聞いたという。子供を置いて出て行った訳を聞いたところ、先に拘束されている知人を救出するためと言っていたという。石堂氏は後藤さんが乳飲み子を残していったことについて、「憤りを感じており、そこのところが解せない」としている。
（1月23日 bloomberg）
ここで「【東方MMD】門番募集～once upon a time in 紅魔館～EP.0【MMDドラマ】」を紹介。
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