＜荒川マラソン＞直前中止 主催者、道路使用の申請せず(2014/12/20 毎日新聞)
東京・荒川の河川敷で２１日に実施予定だったマラソン大会で、主催者が大会２日前になってもコースの道路使用許可申請などの必要な手続きをせず、１９日に中止を決めていたことが分かった。主催者によると約１５００人が参加費を種目に応じて１人２０００～４０００円、計約５００万円を支払っているという。主催者は「組織内の申請担当者と連絡が取れず、こちらも困っているが、参加費は１月中に返金したい」としている。
大会主催者はスポーツイベントなどを運営している任意団体の「黎明」（豊島区南大塚）。２１日に江戸川区内の平井運動公園を発着点にフルマラソン、ハーフ、１０キロ、５キロ種目の「東京荒川マラソン」を開くとしていた。しかし、発着点やコースの河川敷道路などの使用許可申請を、国や江戸川区に提出していなかった。
１８日に参加予定者から区に「直前なのに主催者から連絡がこない」と問い合わせがあり、区が黎明に連絡を取ったところ、１９日に「中止する」との連絡があったという。黎明の職員、杉本貴文さん（３０）によると、同団体のマラソン大会の開催は初めて。「使用許可を申請していないと知って驚いた。大変申し訳ない」と話している。連絡先は黎明０３・５８６０・８４４１。【大迫麻記子】
この第一報を目にした際は、「しょうもないチョンボやっちゃった団体だなあ」と考えて終わりでしたが、その後、次のような事実が炙り出されてきましたよと。
荒川マラソンが前代未聞の理由で開催中止に → 返金の連絡先が『振り込め詐欺に利用された要注意住所』と一致して大炎上ｗｗｗｗｗ
●主催者からの連絡
【東京荒川マラソン中止のお知らせ】
参加者の皆様へ
この度開催に向けて準備を進めて参りましたが、私共の手違いにより
使用場所の使用許可を、本日時点で得られておりません。
その為大会を開催する事は叶わず、大変申し訳御座いませんが、中止とさせて頂きます。
折角応募の手間を頂き、心待ちにして頂いておりました中、このような結果と
なり誠に申し訳御座いません。
参加費に関しましては、runnetの手数料含めて、振込にてご返金させて頂く所存です。
返金の為、大変お手数では御座いますが、下記項目のご連絡をお願い申し上げます。
(略）
また、ご返金時期は1月中旬から同月下旬頃を予定しております。
お時間を頂き申し訳御座いませんが、ご理解賜ります様、お願い申し上げます。
この度は、私共のミスにより開催させて頂く事が出来ず、お気持ちを
踏み躙った結果になりました事、誠に申し訳御座いませんでした。
【連絡先】
MAIL：arakawamarathon@atdawn.tokyo
FAX：03-6733-7955
住所：〒170-0005
東京都豊島区南大塚2-11-10 ミモザビル3階
↓
●ネット民が確認した情報
(その1)
詐欺 架空 請求 迷惑メール ワンクリック 解決 相談
http://sagikaiketu.seesaa.net/article/403718678.html
2014年08月14日
東京都豊島区南大塚2-11-10 ミモザビル3Ｆ
下記情報を入手しました。
被害を未然に防ぐため、広く注意喚起をしています。
+
(その2)こちらは少し古いけど
http://www.police.pref.nagasaki.jp/a32sou2/b01hurikome/furikomejuusyo.htm
その宛先は大丈夫ですか？
最近、書留、小包、普通郵便等で現金を郵送させたり、為替を送らせてだまし取る詐欺事件が多発しています。
実際に被害に遭われた方が現金等を送ってしまった住所
は下表のとおりですので、現金等を送る前に確認をしてください。
（被害関係住所一覧表：平成19年10月20日現在。�・１８）
郵便番号 住所等
(略)
170-0005 東京都豊島区南大塚２－１１－１０ ミモザビル３階
(略)
これにはビックリ。まだ真相は分からないけど、マラソン参加費の返金名目で参加者1500人分の口座情報や個人情報をかき集めるために、この「チョンボ劇場」を演出したんじゃないか？と疑われても仕方ない。いずれにしても、黎明代表の桃原時宗氏をはじめ関係者は、色々と覚悟を決めておくべきだと思うよ。
とりあえず、計画が失敗しそうだからそのままトンズラという「おうりょう！」や、担当者がカネを持ったまま「しっそう！」したんでほっかむりという選択肢は、ありえない。ありえないけど、その「ありえない」が起こりそうな雰囲気が、プンプンしているこの騒動。どういうオチになるか、引き続き中止もとい注視したいところです。
ついでだから、この手のマラソンイベントのポータルサイトの「ランネット」は、登録しているイベントの信用や反社チェックをやった方がいいかもね。勘だけど、結構隠れているんじゃないかな。「予備軍」は。
荒川河川敷で２１日に予定されていた「東京・荒川マラソン」を主催する東京都豊島区の団体「黎明（れいめい）」が、河川敷の利用許可を得ていなかったことがわかり、大会が中止されることになった。１９日付で大会のホームページに掲載された。
ホームページなどによると、江戸川区の平井運動公園を主な会場にし、２１日午前９時～午後１時、公園そばの平井大橋から足立区の江北橋にかけてのコースで、フルマラソン、ハーフマラソン、１０キロ、５キロの４種目に分かれてスタートする予定だった。参加費は２千～４千円で、定員は各種目千人。１０月１日に申し込みの受け付けを始めた。
主催者は、区が公園の管理を委託する公益財団法人「えどがわ環境財団」に公園の利用許可を得なければならない。しかし、参加を申し込んだ人が１８日、区に「主催者から連絡がない」と問い合わせたのをきっかけに、許可申請が出ていないことが判明した。
（12月21日 朝日新聞）
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