【対欧米戦線】プーチン大統領@ロシアが、第2次世界大戦終戦70周年記念行事に金正恩第1書記@北朝鮮と朴槿恵大統領@韓国を同時招待【再構築中】

 米国脚本・サウジアラビア演出の原油価格暴落劇により、資源依存型のロシア経済は大打撃。慢性的なドル不足に拍車がかかり、遂に今週頭にはルーブル急落、ロシア中央銀行金利大幅引き上げとなった。実際のドンパチはともかく、経済戦争となれば、やはり米国に一日の長あり。

 ここまでは一敗地に塗れているプーチンだが、どっこい、マレーシア航空撃墜事件の逆境も乗り切った皇帝陛下が、大人しくしている訳はなかった。国営テレビ・チャンネル1での「クマは許し乞わず」演説に続いて、ここで北朝鮮と韓国のトップを同時に自分の手元へ呼び寄せる宣言とは流石だな。

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「西欧にエネルギーが売れなくなるのなら、中東でイランやシリアがあてにならないなら、北朝鮮-韓国のラインを使って東にエネルギーを売ればいい話だろ」

 頼れる相手の少ない北朝鮮と、中国・米国からの影響を分散&低下したい韓国にとって、ロシアからのこの「メッセージ」は、渡りに船だろう。一方、この朝鮮半島2カ国への影響力を強めたい中国からすれば、ロシアのこの「アプローチ」は、今は小さな一手であっても、将来的にはかなり警戒すべき布石に見えるだろう。ロシアほどではないものの、中国も経済成長が減速している。この先、中露間の溝は間違いなく大きくなる。

 故に日本は、今こそロシアと中国に対して攻勢に出るべきだ。少なくとも、両国の間で上手く立ち回る狡さを発揮すべきだ。領土問題の交渉でも、環太平洋のパワーバランスに関する駆け引きでも、北朝鮮の拉致被害者問題についての間接的圧力の要請でも、なんでもいい。「原油価格下がったよ!よかったねー」で終わらせるにはもったいないほど、今の日本の置かれている国的な状況は美味しいのだから。

韓国大統領も招待=戦勝記念行事でロシア

 【ソウル時事】聯合ニュースによると、韓国大統領府関係者は20日、ロシアのモスクワで来年5月9日に開かれる旧ソ連の対ドイツ戦勝70周年記念行事に、朴槿恵大統領が招待されたことを明らかにした。同行事には北朝鮮の金正恩第1書記も招待されている。

 ただ、大統領府関係者は「(来年の)日程を検討しなければならない。(出席するかどうかは)まだ決まっていない」と話している。2005年の戦勝60周年記念行事には、当時の盧武鉉大統領が参加した。

(12月20日 時事通信)

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