【強制疎開】石破茂地方創生担当大臣「いいこと考えた。若い世代とその親が近くに住めば少子化対策になるんじゃね?」【職業制限】

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 さすがにそいつは短絡的ってもんだろ。

 自分の親に自分の子供の世話をしてもらえば、そりゃ楽だけど、その関係を継続するための収入や仕事を確保するのが、親と近居なロケーションじゃ無理だから、あるいは、親と近居のメリットとその他の生活上のメリットを天秤にかけた上で後者を優先するから、親と離れている若い世代が多いわけでさ。その構造的問題をどうにかするのを抜きにして、「転居の自由」や「職業選択の自由」を制限する政策を真面目に論ずるのは、いかがなものかと思うよ。

少子化対策に親との「近居」を

 石破地方創生担当大臣は鹿児島市で講演し、地方創生の実現に向けた少子化対策の一環として、子どもを産み、育てやすい環境を整えるため、若い世代とその親の世代が近くに住むことができるような支援策を検討していく考えを示しました。

 この中で、石破地方創生担当大臣は、内閣の重要課題の1つである地方創生の実現に向けた少子化対策に関連して、「子どもがたくさん産まれるということは、『男性がどれだけ家事をするか』にかなり密接に関係している。本当は、おじいさん、おばあさんと三世代で一緒に暮らすのがいちばんよく、そうした環境では子どもがたくさん産まれやすい」と指摘しました。

 そのうえで、石破大臣は、「同居と同じように、近くに住む『近居』というものが考えられないか。味噌汁が冷めないような時間に集える居住形態に対し、何か支援ができないものか」と述べ、子どもを産み、育てやすい環境を整えるため、若い世代とその親の世代が近くに住むことができるような支援策を検討していく考えを示しました。

(11月9日 NHK)

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