日本の在特会vs旧・しばき隊勢力のゴタゴタも同様で、「大衆の啓蒙は二の次のクセして、ファッション的な思想活動や政治運動やってるような三流道化」のお祭りパフォに、一般市民が巻き込まれる必要なんて、一ミリグラムもない。その点において、日本も韓国も違いはない。が、今回の韓国のビラ騒動については、ちょっと事情が違うんだよな。何故かというと、
「ビラ撒きやってる団体の活動費が、首相室経由で韓国政府から出ているのは、すでに露見しているから」
国が市民団体その他を使って世論捜査その他の工作活動をするのは、別に構わない。彼らの活動に、易々と振り回される方が愚かなのだから。ただ、「韓国政府によるビラ風船活動支援」については、きわめて個人的な感情から、怒りを覚える。理由は3つ。「一国の情報機関が、政敵に易々とバレる安普請な工作をしてんじゃないよ。情けない」「それを国内より先に北朝鮮側から指摘されてんじゃないよ。情けない」「この程度のチャラい連中に日本外交は振り回されているのか。情けない」。
さらに、純朴なる韓国国民の一部にも同情を禁じ得ない。例えば、
反対する住民「あなたたちは戦争を起こそうとしている。帰れ!」
ビラを撒かせていたのは、他ならぬ韓国政府当局。現地の住民氏は、ビラ風船工作の真相を知った後、ふり上げた拳を何処の誰にぶつければいいんだろうな。
韓国の市民団体が25日、北朝鮮との軍事境界線近くから金正恩体制を批判するビラを飛ばそうとした。しかし、反対する住民らと衝突するなどしたため、ビラ飛ばしは中止された。
北朝鮮に向けビラを飛ばそうとしたのは韓国の保守系の市民団体や脱北者団体のメンバーで、南北軍事境界線近くに到着したところ、反対する市民らともみ合いになった。
反対する住民「あなたたちは戦争を起こそうとしている。帰れ!」
結局、警察が混乱をおさめる形となり、ビラ飛ばしは中止された。
韓国では今月上旬にもビラ飛ばしが行われたが、北朝鮮は、これを銃撃するなど激しく反発していた。
韓国は30日に南北高官級協議を開くことを提案していて、今回の中止は北朝鮮側に配慮を示す狙いもありそうだ。
(10月25日 NNN)
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