ベラルーシで行われたウクライナ問題の関係国会議。そこでの会談後の、ポロシェンコ大統領@ウクライナとプーチン大統領@ロシアの会合後のコメント。まず、ポロシェンコ大統領。
(ウクライナのポロシェンコ大統領は)ベラルーシの首都ミンスクでロシアのプーチン大統領と会談後、声明を発表した。
ポロシェンコ大統領は「可能な限り早期に停戦体制を実現するため、ロードマップが用意される。これは絶対に二国間のものとする必要がある」と述べた。
一方のプーチン大統領。
【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は26日、ウクライナ和平に努力すると表明した上で、ポロシェンコ大統領との会談内容を前向きなものと評価した。
と、言いつつ、
【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は26日、ウクライナ東部の紛争当事者でないため、停戦の条件をポロシェンコ政権と議論することはできないと語った。
これってさ、
「和平に協力はしてやるよ。こっちにもメリットはあっから」
「あ?二国間ロードマップ?何言っちゃってんの?俺ら当事者じゃねーし」
「しょうがねーなー。話には乗ってやるが、交渉する気はねーから」
「とりま、俺と俺のポチが呑める停戦条件を持ってこいや。呑めるものなら呑んでやるからよ」
ってことだよな。そして、ロシアが今のスタンスを堅持する限り、プーチンの主張は妥当なのよね。実情はともかく、形式上、ロシアは紛争自体の当事者じゃないから。でも、ウクライナはロシアに「お願い」をするしかない。実質上は、ロシアが当事者だから。「二国間ロードマップ」と口にした時点で、ポロシェンコはプーチンに協議の主導権と決定権を譲り渡した。それを誰よりも理解しているプーチンは、誰かにそれを指摘される前に速攻でその権限を行使した。
この一点だけでも、ポロシェンコとプーチンの力量差は歴然。やはり、政治家としてのポロシェンコは、プーチンの足元にも及ばない。
ここで「うそ、んなバカな。」を紹介。
時津風、驚異の中毒ボイス。
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