【北九州の漁協事件は工藤会】今更、グローバル・エナジー・ジャパンこと「旧・ロハス電力」の破産が報じられる胡散臭さ【福岡の計画倒産事件は…】

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「姐御、姐御。なんで5月のこいつの破産が今頃になって記事になってんだ?」

「リークネタやら何やらを、ブンヤさんたちが鉛玉を心配せず記事にできる時期が来たってことでしょ」

 最近の九州のヤクザ屋さんは、昨年の北九州市・漁業協同組合長射殺事件から今回のG社絡みの7億円詐欺事件まで、エコ絡みの利権漁りや小金稼ぎにちょっと元気良過ぎだな。今少しの自重を希望。DもKもNも。

 もっとも、北九州の方はともかく、今回の事件については被害者に同情する気にあんまりなんないけどね。もともと、FIT利権に群がっていた「半分詐欺師」連中に好意的じゃないのもあるけどさ、騙された連中も、トンズラこいた内田俊一郎の信用調査をちょっとやれば、近づくべき相手じゃないってことは、すぐ分かっただろうに。

 西日本シティ銀行や共創館のブランドを目にした瞬間、安心して思考停止しているようだから、こんな無様を晒すんだよ。先にお縄になっていた秋田新太郎+αに騙された&騙されている連中と同レベル。情けない。

新電力:初の大型破綻…負債十数億円 7億円、社外に流出

 経済産業省届け出の新電力会社で太陽光発電設備販売会社の「Global Energy Japan(グローバル エナジー ジャパン)」(旧ロハス電力、東京都港区)が東京地裁から破産手続き開始決定を受け、負債総額が少なくとも十数億円に上ることが、破産管財人などへの取材で分かった。内部資料によると、経営破綻直前にG社から計約7億円が関連会社などに流出しており、債権者らの一部は刑事告訴・告発を検討している。

 新電力の大規模な経営破綻が明らかになるのは初めて。東京地裁の決定は5月14日付。

 関係者によると、G社は一般住宅や法人向けの太陽光発電設備販売を手がけ、昨年7月に電力供給事業を行う新電力会社として経産省に届け出。しかし、11月、金融機関から「融資を借り入れの目的外で使用した疑いがある」などとして融資を打ち切られ、資金繰りが悪化。12月以降は受注した太陽光発電設備工事の大半がストップしていた。今年2月に福岡市中央区にあった本店を東京都港区のレンタルオフィスに移転。同月末には全従業員を解雇したという。

 毎日新聞が入手した内部資料によると、昨年11月下旬以降、顧客から7億円超の工事代の前払いを受け、ほぼ同額が関連会社などに流出。うち約4億円が役員の口座に移されたり、引き出されたりして、3月には口座に計約2000万円しか残っていなかった。経産省によると電力供給事業の実績はなかった。

 民間信用調査会社などによると、G社は2007年設立。13年6月期の売上高は32億2700万円。【鈴木一生、前谷宏、比嘉洋】

 【ことば】新電力会社

 2000年に工場や公共施設など大口需要者を対象にした電力供給が自由化され、経産省届け出で新規参入している業者。正式名称は特定規模電気事業者。資源エネルギー庁によると13日現在で、全国に252社。自前の発電所で発電したり、自家発電した企業から余った電力を仕入れたりして販売する。送電線を持たないため、東京電力や九州電力など大手電力会社に託送料を払って送電する。当初の略称はPPS。

(6月22日 毎日新聞)

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