自分のキリスト教民主同盟(Christian Democrats、CDU)がバカ勝ちしたのはともかく、連携していた自由民主党(Free Democrats、FDP)が壊滅するのを見殺しにしたのは、なんともなぁ。挙句に、意見の相違で離婚した社会民主党(Social Democrats、SPD)と改めてヨリを戻すとか、超ムズカユイ展開だわー。
世間じゃ、選挙後のドイツじゃ、対ギリシャや対ユーロの外交戦略で混乱がおきるんじゃねーか?な論調が主だけど、CDUとSPDの大連立が成立したら、まず混乱するのは、国内の社会保障、雇用政策だぞ。ユーロに力を割く余裕なんてなくなるくらいに。
大丈夫なのかね?。
ドイツ連邦議会選 メルケル首相の与党が大勝、第1党の座を獲得
ドイツの連邦議会選挙は、開票作業が行われ、メルケル首相の与党が大勝し、第1党の座を獲得、メルケル氏の3期目の続投も濃厚となっている。
メルケル首相の与党が第1党を獲得、支持者は大変盛り上がっているが、問題は、このあとメルケル氏が、どんな政権をつくるかといえる。
22日、メルケル首相は「これからの4年間も、ドイツを成功に導くよう尽くします。きょうは、皆で喜びましょう! わたしもうれしい!」と述べた。
日本時間23日午前に発表された連邦選挙管理委員会の暫定結果によると、メルケル首相が率いる与党キリスト教民主・社会同盟は、総議席数630のうち、半数近い311議席で、第1党の座を獲得(社会民主党は192議席獲得)、地元メディアは「メルケルは強力、偉大だ」などと、大々的に報じている。
メルケル人気を支えたのは、低い失業率など、ドイツの好調な経済だが、連立を組んでいた自由民主党が、大敗して議席を失ったことから、与党は、過半数にわずか5議席届かず、宿敵・最大野党の社会民主党と、4年ぶりの大連立を組む可能性が出てきた。
ユーロ危機支援に慎重なメルケル氏が、支援に前向きな野党と大連立を組んで対応が変わるのか、ヨーロッパのけん引役として、各国や市場から注目されている。
(9月23日 FNN)
しかし、反ユーロの「ドイツのための選択肢(AfD)」が、得票率5%に0.3%届かなかったのは、ゲルマンの選挙の神々の、矜恃と妥協の賜物なのかねえ。実にナイスな収まり具合だわ。
ここで「輝いているかも知れない東方まんが」を紹介。
かわいいは永遠に正義。逆もまた真なり。
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