どうせなら、こういう展開を見たかった。
プラトー・ユナイテッド・フィーダーズ対アクルバFC
前半終了で72-0
アクルバFC
「これだけ点数やれば…もう普通に試合やってもいいよな…（ゼエゼエ）」
「大変だ！ポリス・マシーンFCはババヤロFC相手に61-0だってよ！」
「何ィ！あっちもヤオやってんのか！」
「つか、こっちがこれだけボロ負けしてるんだから、向こうの連中も空気読めよ！」
「…もう、嫌だ」
「…？」
「俺はもうグラウンドでサンドバックにされるのは嫌だ！俺はサッカーをやりたいんだ！」
「だけど俺、もうマフィアから金貰っちゃってるし！」
「俺、家貰っちゃってるし！」
「俺、彼女貰っちゃってるし！」
「…お前、今の彼女、族長の孫娘で、向こうから告白されたって言ってなかったか？」
「試合前から八百長かよ」
なんだかんだで、最初に八百長に反旗を翻した不屈闘志＠逆境ナインのような選手から諭されて、徐々にプロサッカー選手魂を取り戻し始めるアクルバFCイレブン。しかし、既に賄賂は貰ってるし、マフィアも怖い。そんな彼らの背中を押したのが、監督のこの一言。
後半開始。開き直りの逆境魂で猛攻を加えるアクルバFC。一方、前半、30秒で１ゴールという無茶が祟り、足が全く動かないプラトー・ユナイテッド・フィーダーズ。
試合終了。プラトー・ユナイテッド・フィーダーズ対アクルバFCは、79対81でアクルバFCの勝利。勝利のために全てを投げ出したアクルバFCの根性が、プラトーをわずかに上回る結果となった。
まさかの敗北に泣き崩れるプラトーイレブン。複雑な表情のアクルバFCイレブン。そこに１つの報告が。
「大変だ！ポリス・マシーンFCがババヤロFC相手に67-85で負けたってよ！」
「何ィ！あっちも改心しやがったのか！」
「つか、こっちがこれだけ馬鹿やってるんだから、向こうの連中も空気読めよ！」
どん底から一転、まさかの昇格決定に沸くプラトーイレブン。プラトーのキャプテンが不屈闘志に近寄り握手を求める。
「いい試合だった。今度は最初から真剣勝負でやろうぜ」
「ああ、もちろんだ。楽しみにしてるぜ！」
しかし、この八百長試合で、マフィアだけじゃなく、ナイジェリアサッカー界を敵に回した４チームの面々は国外逃亡を余儀なくされ、二度と逢いまみえることはありませんでしたとさ。
せめて、これくらいのヒネリは欲しかったぞ。と。
79-0に67-0、空前絶後の試合を調査へ ナイジェリア
【AFP＝時事】サッカー・ナイジェリア国内リーグのプレーオフの試合、79-0と67-0という「あ然とするような」結果の試合が行われ、報告を受けたナイジェリアサッカー連盟（Nigeria Football Federation、NFF）は9日、試合を行った4チームに対して資格停止を命じた。連盟はこの「不正が疑われる」スコアについて、調査が必要だとしている。
同国下部リーグに所属するプラトー・ユナイテッド・フィーダーズ（Plateau United Feeders）とポリス・マシーンFC（Police Machine FC）は8日に行われた試合で、ナイジェリア全国リーグへの昇格のために大量得点での勝利が必要だったが、連盟はこの仰天の結果をすぐさまはねつけた。
声明の中で連盟は、得点について「ナイジェリア国内でこれまでに類を見ない、あ然とする、恥ずべき結果」と見解を発表し、「何らかの操作を行った上で、プラトー・ユナイテッド・フィーダーズはアクルバFC（Akurba FC）に79-0で勝利し、ポリス・マシーンFCはババヤロFC（Babayaro FC）を67-0で破った」と断じた。
連盟の広報担当であるアデモラ・オラジレ（Ademola Olajire）氏はAFPに対し、対戦した両チームの間には明らかに取り決めがあったとしながらも、金銭の授受の有無など、詳細に関しては判明していないと語った。
オラジレ氏は「調査の準備をしている。事態を正確につかめているわけではない。不正があったと感じているだけだ」とコメントした。
連盟のマイク・エメ会長は声明で「当該の4チームは即刻、無期限に資格を停止する」と発表した。また連盟は、審判団や試合スタッフなど、ナイジェリア北部バウチ（Bauchi）州で行われたこの2試合に関わったすべての人間に対し、何らかの処分を下す可能性があるとした。【翻訳編集】 AFPBB News
（7月10日 ＡＦＰ＝時事）
しかし、八百長もピンキリだなあ。やらされてる選手たちはともかく、やらせてる方は、これで問題にならないとでも思っていたんだろうか？。
ここで「【第５回東方ニコ童祭】射命丸 文の地霊殿独占取材(前)【東方MMD】」「【第５回東方ニコ童祭】射命丸 文の地霊殿独占取材(後)【東方MMD】」を紹介。
今日まで本作の存在に気づかなかったとは。不覚…っ！。
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