峯岸みなみと園田隆二に観る謝罪力の差の件について

「事態発覚後、速攻で女の命である髪を切って謝罪、芸能人生命を繋ぎ止めた」峯岸みなみ@AKB48。「自身の経験と柔道界の価値観、慣習からの庇護に甘えて、結局、指導者生命を失った」園田隆二@女子柔道日本代表監督。どちらがより「したたか」で「謝り上手」であったかは、言うまでも無い。

謝罪と喧嘩は先手必勝。二の手を打つような羽目になった段階で、該当者は既に負けている。

その観点で観ると、AKB48は最近「謝罪慣れ」「トラブル慣れ」しているせいか、今回の処置は迅速かつ効率的だったな。降格処分はともかく「女性タレントの丸刈り謝罪」は流石に考え付かなかったし、これ以上のインパクトがあり、かつ実害が少ない「世論への申し開き」は、多分存在しない。

AKB峯岸みなみ 丸刈りで“お泊り”騒動謝罪 研究生に降格

一部週刊誌に若手ダンサー宅への“お泊り”が報じられたAKB48の峯岸みなみ(20)が31日、ユーチューブ上のグループ公式チャンネルで謝罪した。

丸刈りで登場した峯岸は涙声で「メンバー、ファン、スタッフ、家族、みなさんにご心配をおかけして申し訳ありませんでした。AKB第1期生として、後輩のお手本になるべきなのに軽率で自覚のない行動でした」と謝罪。「頭の中が真っ白でどうしたらいいのか、自分に何ができるのか、週刊誌を見ていてもたってもいられず、だれにも相談せず坊主にすることに決めました」と丸刈りにした経緯を語った。さらに涙ながらに「AKB48を辞めたくない。甘い考えかもしれませんが、今回のことはすべて私が悪かったです。本当に申し訳ございません」と深々と頭を下げた。

またAKB48劇場の戸賀崎智信支配人は公式ブログで、峯岸を2月1日付でAKB48研究生に降格処分にすると発表した。

(1月31日 スポニチアネックス)

女子柔道・園田監督が辞意表明「強化に携わることは難しい」

柔道の女子選手15人が暴力を受けたと集団告発した問題を受けて、園田隆二女子代表監督(39)は31日、東京都文京区の講道館で会見を行い、「これ以上、強化に携わることは難しい」と話し、進退伺を提出するとともに、監督職からの辞意を表明した。

園田監督は会見で「このたびは私の行動、言動により、選手をはじめ皆様方に大変なご迷惑をおかけしていることを大変深く反省しております。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪。「今回の件で私自身、これ以上、強化に携わっていくのは難しいと思っております。それを踏まえ、(全日本柔道)連盟のほうには進退伺を出させていただきたいと思います」と話した。

全柔連の上村春樹会長(61)は30日の会見で、「本人たちも深く反省している」として園田監督の留任を明言。日本オリンピック委員会(JOC)は「(全柔連は)恐らく解決能力がある」と説明し、園田監督の続投については「人事(に口を挟むの)は越権行為」と明言を避けていた。

(1月31日 サンケイスポーツ)

それにしても、柔道日本代表は、男子に続いて女子でも監督人事ドタバタか。昔ながらの師弟感覚の延長線上で「国プロ」としての柔道を考えている人が牛耳っているようじゃ、ロンドンの雪辱を果たせる日は遠そうだなあ。柔道界の偉い人たちは、サッカーやフィギュアスケートの「躍進」から、少しは学べばいいのにね。選手から指導者までトータルの、組織的な人材育成のなんたるかを。

ここで「【劇場予告風MAD】琴浦さん」を紹介。


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主題歌CDがまだ手に入らない。どうなってんの?

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