酒井法子と華原朋美に見る「芸能界依存症」の件について

正直、どうしてそこまでして芸能界に戻りたいのか、部外者の神楽にはよく分からない。誰かが借金を背負わせているけど、風呂屋に沈めたり、AVに出演させるには惜しいからって類の「第三者から物理的/処遇的に強制された」復活劇じゃあ、多分ない。ヒヒジジイのエライサンや成金の愛玩物や枕営業要員としてなら、今の待遇のままでも十分だし、そもそも「そっち」の需要があるタイプじゃない。例えば、↓のような。

やまぐちりこ、小向美奈子に続くのは誰だろうね?な件について(2011/9/10)

AKB48関連だと、このエントリーの後に研修生上がりAV嬢の尾野真知子とか、オーディションを受けただけの「なんちゃって」AKB発AV嬢とかがポツポツ出てきているけど、なんなんだろーね。そのうち、AVで売り出すためにAKB関連のオーディションを受けさせるAV制作会社が出てくるんじゃね?。

それはさておき、

やっぱ、芸能界っていう世界そのものへの執着なんだろうなあ。私らには分からない類の。「覚せい剤やめますか。それとも人間やめますか」じゃないけど、「芸能界やめますか。それとも人間やめますか」なんだろうなあ。彼女らにとっては。二人とも、一度おクスリで芸能界やめてるけど(苦笑)。

いずれにせよ、「介護の世界にいくんじゃなかったのか?」とか「あんだけ奇行で関係者に迷惑かけといて」とかの非難は、彼女らにとっちゃどーでもいいことなんだろね。ドップリはまると、おクスリ以上の依存度になっちゃうんだろう。芸能界の空気ってのは。「シャブ、シャブくれよ!」じゃなく「ライト、スポットライトくれよ!」てな感じで。

酒井法子さん、芸能界復帰へ「もう一度表現する側に」

覚醒剤取締法違反(使用・所持)の罪で懲役1年6カ月(執行猶予3年)の有罪判決を受けた酒井法子さん(41)が24日、東京都内で会見を開き、年末の舞台に出演して芸能界に復帰することを明らかにした。

酒井さんは「(執行猶予の間に)表現者の役割の素晴らしさをあらためて感じ、もう一度表現する側に立ちたい気持ちが大きくなった」と理由を述べた。福祉系大学の通信課程に在学しており、介護の資格を取る意思はあるという。

覚醒剤を使ったことは「自分が甘い考えでバカだった」、失踪したのは「気が動転して怖かった。認識の甘さを反省しています」と話した。

(11月24日 朝日新聞)

華原朋美 ボランティアで取り戻した「自分」 来春に新曲発売も

07年に芸能活動を休止した歌手の華原朋美(38)が、5年ぶりに活動を再開する。前所属事務所「プロダクション尾木」が23日、専属契約を近く結ぶ運びとなったと発表。復帰後最初の仕事は、来月5日午後7時から生放送されるフジテレビの音楽特番「FNS歌謡祭」への出演となる。

華原は07年6月、仕事のドタキャンなどが続いて同社を解雇され活動休止。当時は睡眠薬など薬物依存により心身のバランスが崩壊していた。しかし「自分自身を見つめ直す」と10年11月から父が住むフィリピンに移住し、ボランティア活動に従事。昨年11月の帰国後は介護施設の手伝いなど様々な体験を通じて、「苦しみ悩んでいる人たちのお役に立てないか」と考えるようになったという。

「プロダクション尾木」では年内にファンの前で歌う場を設けることを検討中。所属レコード会社もない状態だが、同社は「来年の春には新曲を発売したい」としている。

(11月24日 スポニチアネックス)

まあ、当然のことながら、本人達の芸能界依存症の有無とは別に、この状況で小銭を稼いだり、別の目的を達しようという輩はいるわけで。この点、のりピーの場合はサンミュージック絡みの事情を知ってるから分かるけど、朋ちゃんは良く帰ってこれたよな。5年ほど前の「司法取引」の効果は、まだ続いているってことか?。それとも他の事情?。なんか良く分からん。ていうか、キナ臭い。

ここで「【MAYU】一途な片思い、実らせたい小さな幸せ。【オリジナル】」を紹介。


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良い意味で「悪い予感を裏切らない」うたたPの新作。こういうの大好物です。むしゃむしゃ。

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