2010年の四国の乱交パーティ事件の時も思ったけど、同好の士が集まって閉鎖空間内でSEXや猥褻行為やることって「公然わいせつ」に当たるのかな?。
今回の場合、摘発されたSMクラブは無許可風俗店。そこでのプレーは、適法な性的なサービスでなかったのはもちろんだけど、同時に店と客どちらかの一方的な暴走でもなく、言わば「店舗経営者も含めたSM同好者達間の同意に基づく、施設の私的利用」だったわけだよね。それって、公然わいせつという罪状の一点に限れば、その摘発対象とはなり難い「マンションやホテルの一室で行われる私的な乱交プレー」と何処が違うの?と思う訳ですよ。風営法違反の件は別として。
なんかさあ、今回の手入れ自体、この28歳の巡査長あるいは店舗経営者、居合わせた客の誰かを特定/確保するための別件捜査なんじゃないか?と思う次第。更にスキャンダラスな全国ニュース化することで、対象者の動きを縛ろうとしてるようなスメルがプンプンする。今回、巡査長以外に名前が挙がっていない関係者を洗ってみたら、結構笑えるor笑えない面子がリストの中にいたりしてね。
<公然わいせつ>SMクラブで全裸 巡査長を逮捕 北海道警
札幌・ススキノのSMクラブで全裸になっていたとして、北海道警札幌中央署は11日、公然わいせつの疑いで札幌厚別署留置管理課巡査長、泉沢有俊(なおとし)容疑者(28)=札幌市厚別区厚別中央3の2=を現行犯逮捕した。
容疑は11日午前1時25分ごろ、同市中央区の飲食店「クラブ パティオ」のステージで、男女客15人の前で全裸になったとしている。
札幌中央署によると、同クラブが無許可でSM店を営業していたとして風俗営業法違反容疑で家宅捜索したところ、泉沢容疑者が女性従業員に赤いロープで縛られていた。逮捕後の取り調べで警察官だと分かったという。
道警の奥村稔・監察官室長は「誠に申し訳ない。事実関係を調査し、厳正に対処する」とコメントした。【佐藤心哉】
(2月11日 毎日新聞)
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