暗雲立ちこめる「民主主義×資本主義」国家の将来な件について

日本が一番顕著だけど、旧来の「民主主義×資本主義」国家における中間層の衰退/疲弊は、既にして深刻に問題視すべきレベル。民主主義の根幹を支えるこの層の経済的/社会的衰退は、民主主義国家そのものの衰退に繋がる。更にこのトレンドを止める特効薬は皆無だから、その衰退は長期に亘って続く。故に、これから当面は度々目にすることになるのだろう。今回のウォール街での経済的弱者/不満分子デモのような、先日のノルウェーでの大量虐殺テロのような、日本・お台場でのような嫌韓/排他的思想な不満分子祭りのような、「自分たちの不幸に責任がある judged by 社会的弱者」犯人や生け贄探しな騒ぎは。

一方で、この数年そして今後少なくとも短期間に世界経済とそれに伴う政治的発言力を増長させると思われるのは、中国をはじめとする新興の国家資本主義国。我々先進国の人間が、彼らの古臭い国家主義的な政治スタンスと、強権的な産業/成長政策との歪なごった煮状態を笑い飛ばすのは簡単。しかし、目先彼らの歪さが一定の効果を出しているように見受けられる中、顧みて自分たちの停滞に不満を抱く層、つまりは神楽たちの隣人たちがどんな思想に陥るかを考えると、正直恐ろしい。

過去の歴史から思い返せば、こういうところから生まれるんだよな。「敗戦国」の独裁主義化、単純かつ安直な他罰主義や排斥主義の肥大化、破滅的なファシズム的風潮は。

「ウォール街占拠せよ」若者デモ700人逮捕

【ニューヨーク=吉形祐司】世界の金融センター、米ニューヨークのウォール街近くで、若者たちが「ウォール街を占拠せよ」を合言葉に展開しているデモが、急速に膨張している。

大企業が主導する社会や、貧富の差に不満を抱く若年層が中核で、1日にはデモ行進中に700人が逮捕された。警察当局との対立が先鋭化する一方、草の根の支持も全米に波及し、社会現象の様相を呈している。

(10月2日 読売新聞)

この「忌避すべき未来予想図」については、今後の世論形成の軸の1つとなるべきネット住民、その一部に見られる「単純な先入観」も不安要素。このブログにも、政治的左巻きから一部アーティストのアレまで、文章の行間もロクに読めない脊髄反射サンが過去何回か噛みついてきてますが、こういう思想的ブリンカーが社会を危うくするんだよな。ぶっちゃけ。特ア警戒派の神楽ですが、特に最近の嫌韓ついでに反原発ブームに見られる一部世論の煽られぶりは異常としか思えません。脳味噌動かす前に「政と祭を直結」し過ぎだろ。おまいら。

ここで「【MAD】魔法少女まどか☆マギカ【     】」「【MAD】魔法少女まどか☆マギカの法則」を紹介。


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そういや、島谷ひとみ女史もGrickだったけね。あの平野綾女史と同じく。道…いや、もういいや。

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