被災地訪問時の服装に見る両陛下と菅総理の「差」な件について

今回の大震災という国難に際して、天皇・皇后両陛下と菅総理が果たすべき役割や立ち位置が違うのは当然です。それが分かった上で敢えて申し上げます。「菅総理とその側近は、両陛下ないしその側近に、被災地と接する際の心構えを教えてもらうべき」。

どこぞの広告ではありませんが、「心は誰にも見えないけれど、心遣いは見える」。↑にもありますように、両陛下と菅総理の過去3回の被災地訪問時の服装には、大きな差があります。菅総理が一貫しておろしたてパリパリの作業服姿で被災地を訪問し、周りから浮きまくっているのに対し、両陛下はいかにも着古した感のある、失礼ながら年齢にマッチしたシャツやスラックス、セーター姿で訪問先に溶け込んでいらっしゃる。被災者に話しかける際の視線の位置については、もはや言うに及ばず。被災地の方々にとって、どちらがより心を開いて話しかけたくなる相手かは歴然でしょう。

両陛下のこの衣装をコーディネートしたのが、両陛下ご自身なのか、はたまたその側近衆の誰かなのかは分かりませんが、いずれにしても見事な心遣いと言えます。一方、被災地訪問の報道がとかく政権批判的であることに民主党政権は苦言を呈し、反証映像を配信などしていますが、肝心の菅総理の被災地訪問時の服装からは、被災地との距離を縮め、被災者の意を少しでも汲み取ろうという心遣いが全く感じ取れません。被災者の方々は、ストレス等々から総じて感覚が敏感になっていらっしゃると聞きます。現地での冷たい反応は、震災直後から続く民主党政権の後手後手ぶりに対する失望もさることながら、菅総理の無機質な服装から透けて見える「訪問者の本音」への反発もあるのではないかと、今回の両陛下のお姿とその周辺の振る舞いから逆に想像してしまいます。

被災者に励ましの声 両陛下が岩手を訪問

天皇、皇后両陛下は6日、東日本大震災の被災地お見舞いのため岩手県入りされた。釜石、宮古両市の避難所計2カ所を訪れ、被災者らを励ました。今回の震災で両陛下が東北の被災地入りは、4月の宮城に続いて2回目。

両陛下は同日午前、自衛隊機で花巻市の花巻空港に到着。達増拓也知事から被災状況の説明を受け、自衛隊ヘリコプターで釜石市へ移動した。約100人が避難する同市釜石中では「どうぞ元気で」などと一人一人を励ました。

理容室兼自宅が全壊した松田節子さん(74)は皇后さまと会話をしていた際、余震が起き、とっさに皇后さまの手を握ったという。すると皇后さまはもう片方の手で包み「大丈夫ですか」と気遣いの声を掛けられた。

5月末に仮店舗で営業を再開する松田さんは「力を頂いたので頑張りたい」と力強く語った。

約120人が身を寄せる宮古市民総合体育館で天皇陛下は、母親(69)を亡くした同県山田町の佐々木文子さん(39)の家族写真を見ながら、「残念なことでした」といたわった。佐々木さんは「母もお会いできて良かったと思います」と涙ぐんだ。

両陛下は午後6時15分ごろ、花巻空港から自衛隊機で帰京した。宮内庁によると、両陛下は2日に岩手入りする予定だったが、強風のため延期していた。11日には福島県を訪れる。

(5月7日 河北新報)

一事が万事というわけではありませんが、民主党政権のエライさんが本当に被災者の意を汲んだ被災地復興、国民目線での政治を行いたいと言うのであれば、まずはTPOに合わせて、相手と自然に分かりあおうと言う両陛下のお姿を見習われるがよろしかろうと感じる次第。もっとも、こんな時期であっても内ゲバ上等しか能の無い民主党上層部、被災地で自治労チックなパフォーマンスやっているようじゃ、到底到達するのは無理な境地の話でしょうが。

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これはもっと評価されるべき。それにしても「サンドスクレイパー」とは懐かしや。

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