尋常な手段じゃ治安回復は無理なメキシコ・プラセディスな件について

警察はおろか、軍隊ですらどうにもならないヒャッハー!な世界だからなあ。昨年の女子大生の警察署長就任だって、普通に考えれば、イベントとしてはともかくその実効性に期待するのは、どだい無理な話だったと言うしか。それこそ「ラストマン・スタンディング」のように麻薬組織の相討ちを演出するか、ロボコップかスーパーマンか魔法少女のような反則的な存在を投入するしかないわけで。少なくとも、「ただの女の子と同じ、壊れやすい身体のままで麻薬組織と戦ってくれなんて、とてもお願いできないよ」byQB(嘘)な状況なわけで。

とりあえず、メキシコの男どもの義侠心や世論の圧力に期待できないことが、今更ながら良く分かりました。仕方ないことだけどね。

女子大生署長、米国へ亡命=麻薬組織抗争の町―メキシコ

【シウダフアレス(メキシコ)AFP=時事】麻薬組織による流血の抗争が続くメキシコの対米国境沿いの町プラセディスで、警察署長だった現役女子大生マリソル・バジェスさん(20)が米国に避難、政治亡命を求めていることが4日までに明らかになった。親族が明らかにした。1児の母でもあるバジェスさんは2010年10月の就任以来、麻薬組織から繰り返し脅迫を受けていた。

国境沿いの町は、麻薬組織にとって市場である米国へ麻薬を運び込む要衝。支配権をめぐってシナロア、フアレス両組織が抗争を続け、バジェスさんは町長が息子ともども麻薬組織に殺され、署長の成り手がない中で引き受けていた。近隣の町グアダルーペでは12月、女性警官(28)が誘拐され行方不明になる事件も起きている。

(3月5日 時事通信)

それにしても、彼女の亡命先が米国ってのは皮肉な話だな。米国はプラセディス経由で流れる麻薬の最大の消費国であり、この国の人間特に軍人連中が麻薬を使用するのを止めれば、彼女が祖国を捨てる必要は無かったのに。

ここで「【東方】八雲一家と性的なカップヌードル【手書き】」を紹介。


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プラシーボ効果最強説。

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