政治家にとって失言での正体暴露は政治家不適格と同義な件について

言葉をいかに上手に操りながら結果を出すかが、政治家にとって最も重要なミッション。言葉の操り方が巧みであることが、政治家にとって最も欠かせないスキル。そして言葉の使い方を誤って余計な本音と性根をさらけ出すことが、政治家にとって最も忌避すべきチョンボ。

その観点から見た場合、今回の民主党幹部のお粗末さたるや、何とも情けない限り。しかし、よくもまあ次から次からこの手のチョンボが続くもんだ。

発言撤回・謝罪相次ぐ=首相と4閣僚―参院予算委

18日の参院予算委員会で、菅直人首相と仙谷由人官房長官ら4閣僚、計5人が自民党の追及を受け、発言の撤回や謝罪にそれぞれ追い込まれた。1日の委員会審議でこれだけ撤回、謝罪が相次ぐのは異例だ。

まず、柳田稔法相が同日午前の質疑で、国会を軽視したと取れる自らの発言について「心から反省する」と改めて陳謝。その柳田氏を17日に厳重注意したばかりの仙谷長官が、自衛隊を「暴力装置」と語り、質問した自民党の世耕弘成氏の抗議を受け、直ちに発言を撤回、謝罪した。

この後、同党の丸川珠代氏が首相に、仙谷氏の発言に関し「自衛隊の最高指揮官として謝罪すべきだ」と迫り、首相は「私からもおわびしたい」と述べた。

さらに、自民党の林芳正氏が政府の緊急総合経済対策について、蓮舫行政刷新担当相や岡崎トミ子国家公安委員長にただすと、事実関係を間違えたり、内容を把握しておらず答弁が不十分だったりしたことから、それぞれ「心から謝罪したい」(蓮舫氏)、「申し訳なかった」(岡崎氏)と頭を下げた。

こうした菅内閣の閣僚の失態に対し、自民党の谷垣禎一総裁は記者会見で「まさに政権末期状況だ」と指摘した。

(11月18日 時事通信)

それでも、彼らの失言についてはただの寸足らずだったり、染みついた思想の結果だから、まだ同情なり憐憫はできます。もちろん尊敬なんてできないけど。しかし、次のこれは問答無用に酷い。

民主・松崎議員が自衛官を「恫喝」か 「俺を誰だと思っている」

「民主党の松崎哲久衆院議員(60)=埼玉10区=が今年7月、航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)で行われた納涼祭で秘書が運転する車を呼び寄せる際、空自側の規則どおりの対応に不満を抱き、隊員に「おれをだれだと思っているのか」と“恫喝(どうかつ)”ともとれる発言をしていたことが17日、分かった」

「入間基地では今月3日の航空祭で、航友会の会長が「民主党政権は早くつぶれてほしい」と発言。これを受け、防衛省は自衛隊施設での民間人による政権批判の封じ込めを求める事務次官通達を出した。松崎氏は会場で会長の発言も聞いており、周囲に強い不快感を示していたため、「納涼祭でのトラブルも遠因になり、異例の通達につながったのでは」(防衛省幹部)との見方も出ている」

「実るほど首を垂れる稲穂かな」ならぬ「垂れるほど実らぬ中身な松の実か」。事務次官通達はともかく、祭でバッジにモノを言わせて決まり事を破らせるのが選良のアイデンティティですか、そうですか。聞いてる人間の意識が思わず遠のく傲慢っぷりだね>松崎先生。

ここで「【合作MAD】 とらドラ! – LOVE ENJOY – 」を紹介。


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何このクオリティ。

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