「ハートキャッチプリキュア!」第4話「早くもプリキュアコンビ解散ですか?」感想 ~ 誤解解けて百合固まるだった件について

先週の次回予告と内容、そして脚本:米村正二御大、演出・絵コンテ:川田武範御大というアレな布陣から、正直「そろそろ一度失速か?」と覚悟していた「ハートキャッチプリキュア!」第4話、「早くもプリキュアコンビ解散ですか?」。

実際観てみたら、「全然、そんなことは無かったぜ!」。まずは感想。

<アバン>

  • いきなりの金朋地獄。そして実戦2戦目にして既に玄人な戦いぶりを魅せるキュアマリン。掌底使った零距離射撃・マリンインパクトかっけー。
  • 一方のキュアブロッサム。いきなり転倒(笑)。相変わらず戦力になってない。セーラームーン@セラムンよりひでー。挙句に助けた子供からダメ出し「びみょー」。哀れすぎる。
  • あれ?戦闘時BGMって「フレッシュプリキュア!」じゃね?
  • お休みのサソリーナさんに代わって新しい敵幹部・クモジャキー登場。いきなり土佐弁。龍馬ですか、龍馬伝ですか、大河におんぶですか、そうですか。
  • ゼヨ男一旦退場。しかし、どう見ても彼のシーンだけ番組違うんですが。
  • そして、敵との会話でもキュアマリンに主導権を握られ続けるキュアブロッサム。むー。

 

<OP>

  • CMが相変わらずカオス。とりあえず、トップ製菓はなんとかならんか?。

 

<Aパート>

  • 最弱路線まっしぐらのキュアブロッサム、そして己が非力に悩む花咲つぼみ嬢。流石にこりゃなんとかならんかー?
  • とか思っていたら、
  • 落ち込む彼女、寝起きのアホ毛地獄&髪を下ろした姿良し。しばらくこれでいいかも(;´Д`)ハァハァ。
  • 場面変わって敵大幹部の会合。敵にも公式認定される「赤弱青強」。改めて哀れすぎるブロッサム。どうでもいいけど、クモジャキーさん。どんどん坂本竜馬というか島本キャラに(^^;
  • 「いしかわたんこぶ」つぼみ嬢、信じる戦友の罠にもはまり、文武ともにダメダメ路線まっしぐら。うさぎちゃん@セラムンより以下略。一方の来海えりか嬢。実は戦闘以外でもやればできる子、人望もあるし。ウザがられてハブられてるんじゃなかったのか?。認識修正。いじめっ子なのは相変わらずだけど。
  • あれ?跳び箱シーンの体操着も「フレッシュプリキュア!」と同じじゃね?。どんだけ旧作ファンを意識してるんだ。
  • ついでながら、
  • クラスメートのモブ子達、結構かわいいかも。「どれみ」スタッフと言うこともあるし、彼女らメインのエピソードもあるといいな。
  • 捲土重来、再イメチェンを目指すつぼみ嬢。そして、そんな彼女を無意識に奈落に叩き落とすえりか嬢。「別の子」発言色々と酷過ぎる。そりゃ、テニス部の百合ップル未満ペアからつぼみ嬢まで、みんな逃げたくなるわ。
  • 基本スペックは高いけど、どっか抜けているえりか嬢のKYのために、色んなところでコンビ解消の危機。つぼみ嬢は鼻水まで流しているし(えー)。ここでAパート終了。今回も時間がたつのが早いなぁ。

 

<アイキャッチ&CM>

  • 大きいお友達は、ふろく狙いで「おともだち」や「たのしい幼稚園」を買い占めたりすんじゃないぞ!。絶対だぞ!

 

<Bパート>

  • いきなり「ちゅぱ」スタート。他意は無い。たねぇ。
  • 皆に去られ、落ち込むえりか嬢の前に完璧超人もも姉@伊藤静女史登場。早速ナイスな助言をかましてますが、詰まる所、この姉妹は両方ともスペックが一般人より高い似た者同士なのな。芸能界でもまれている分、姉の方が完成度高いけど。きっと後日、彼女もコンプレックス暴露プレイの被害者になるんだろうけど。
  • 一方、友に「いらない子」された(と思い込み)傷心のつぼみ嬢。言いたいことはたくさんあるけど、とりあえず、
  • コッペ様役特。つぼみ嬢はそのままメガネでSTAY!。(もっとも本作のテーマ的には、つぼみ嬢が自分からメガネを外せた時が、彼女の成長の一つの到達点なんだろうけどね)。
  • クモジャキーさんは、サソリーナ女史の親せきのような百合ップル候補の方割れに悪戯というお仕事中。新撰組のような格好でゼヨ&ジャキ言うのは、どこかの局へのメッセージかしらん?。
  • 金朋地獄再び。思い込んだらもとい重いコンダラーもといロードローラーなデザトリアン登場。そこはかとないノスタルジィ。その前身はローラーロボット@大鉄人ワンセブンか、ヤッターマンのドロンボーメカか。さすが東映。おっさんホイホイへの対応も万全だぜ。
  • そんなべタベタな敵の登場に、つぼみ&えりかあっさりコンビ復活(えー)。しかし、そんなことより今大事なのは、彼女らの変身シーンだ!
  • W変身バンク1分30秒…だ、と。そして何より、
  • 二人でシュッシュウフフと、なんという百合百合な変身バンク(笑)。純粋に萌えシーンとしても完成度高。挙句に、敵ローラー兵器を支えながらの
  • 「私でいいんですか?」「ブロッサムがいいの!」愛の告白タイム。なんなんだおまいら。けしからん!全くけしからん!もっとやれ!
  • いつもの堪忍袋以下略怒りのパワーに加えて、愛の力を得て開眼したブロッサム&マリン。4話にして新合体必殺技披露。なんと、石破ラブラブ天驚拳(違)もとい、フローラルパワーフォルティッシモでデザトリアンの心臓部を物理的にハートキャッチ。そしてヒートエンド。もう何も言えません。
  • ニセ竜馬、カッコイイ負け惜しみを言い捨てて退散。んー、ちょっとこの人、狙いすぎで最後にはヘタレキャラで終わりそうだ(^^;。
  • 今回の被害者は、相方と膝枕経由で仲直り&それ以上の関係に。百合ップル候補から百合ップルへとクラスチェンジ(ぉ)。主人公ペアは先週に続いて手をつないで、夕焼けの中、恋人もとい親友宣言して仲良く帰宅。校内のあちこちで純粋同性交友が花盛り。めでたくもありめでたくもなし。ギャフン。
  • ちなみに今回の心の花は「ブルースター」。花言葉は「信じる心」。なるほど。
  • 挿入歌は水樹奈々女史のキャラソン?
  • 最後のUNKOシーンについては…もういいよ。慣れた。

 

<ED>

  • 今日のゲスト・小笠原まお嬢のCVは久嶋志帆女史。熊沢あゆみ嬢のCVは足立友女史。うーん、ちょっとこれまでの出演キャラの記憶が薄いお二人かも。
  • 原画何人いるんだー?。作監・川村敏江女史の政治力と「多分Gガンなあのシーンを担当した」大塚健御大の人脈のたまものか!?。
  • 淫獣のぬいぐるみCM。UNKOシステム搭載なんて頭のネジが飛んだ商品コンセプトを通した責任者、出てきなさい。怒らないから出てきなさい。

 

<次回予告>

  • 第5話サブタイトル「拒否されたラーメン!親子の絆なおします!」。今日の4話でストーリーの一応の軸は完成。しばらくはクラスメート話(違)にシフトかな?。
  • イケメン大幹部、コブラージャさん登場。ラーメン つけ麺 ボクイケメン。ぼく魚 きのう海 きょうかまぼこ。次回、一目ぼれ女王・つぼみ嬢の隠れビッチっぶり炸裂か?

 

今日も変わらず完成度の高い良いエピソード。3話で感じられた作画陣の息切れも、見事にリカバリー。流石と言うべきか。脚本・演出のアレも杞憂でしたよと。テーマ的にも、この手の作品にはありがちのドロリチックなすれ違い…かなあと思っていたら、無印の二人の時と比べて結構あっさりと解消。やはり想定視聴者の年齢層を少し下に設定しているのかな?。代わりに、えりか嬢にはもも姉、つぼみ嬢にはキュアフラワーばあちゃんと二人の大人をアテンドし、乙女二人の悩みの解消に一役かませるという演出。このあたり、魔法以上に頼れる大人を常に配置していた「どれみ」のDNAを感じますね。

次回からは、上記の通り、少し息抜き的にゲストキャラ中心の展開にシフトかな?。「どれみ」世代としては、それもまたよし♪。

ここで「【はなまる幼稚園】Hanamaru Driver【ハルヒOPパロ】」を紹介。


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完成度はなまるとは言ったもの。

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