野村HD、9年ぶり赤字転落=サブプライム問題響く-関連損2580億円に拡大

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しかし、ここまで大規模になるとは予想外(^^;。昨年夏に自己ポジ分を手じまいした時に、あらかた膿を出し終えていたもんだと思っていたからなぁ。インサイダー騒動と言い、最近の野村は少し脇が甘すぎるんじゃないか?。

 野村ホールディングスが25日発表した2008年3月期の連結業績(米国会計基準)は、米国の低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン問題をきっかけとした金融市場の混乱に伴う損失が膨らんだため、最終損益が678億4700万円の赤字(前期は1758億2800万円の黒字)に転落した。同社の赤字決算は、持ち株会社体制に移行する以前(当時は野村証券)の1999年3月期以来9年ぶり。

同社はこれまでに約1040億円のサブプライム関連損失を計上していたが、1~3月の間に「モノライン」と呼ばれる米国の金融保証専門保険会社の経営状態が悪化したことを受け、約1320億円を引き当て処理。また、商業用不動産ローン担保証券(CMBS)でも約220億円の評価損が発生し、赤字転落につながった。この結果、2007年度全体のサブプライム関連損失は約2580億円に達した。

(4月25日 時事通信)

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