最大手ゆえに「食われる立場の」ドコモが敗勢になるのは当然とは言え、ソフトバンクがここまで伸びるとは、さすがに想像できませんでした。まさに予想GUY。
電気通信事業者協会が7日発表した2007年度の携帯電話3社の契約数によると、新規契約数から解約数を差し引いた純増数は、ソフトバンクモバイルが前年度比3・8倍の大幅増で初の首位となった。
06年度まで4年連続トップのKDDIは21・8%減で2位。最大手のNTTドコモはほぼ半減し、3位だった。
ソフトバンクは、家族間通話料を他社に先駆けて無料化したことや、新契約の学生の月額基本料を3年間無料とするプランが好評だった。シャープの液晶テレビのブランド名を使った「アクオス携帯」など特色ある機種を発売したことも、人気につながったようだ。
07年度末時点の契約シェア(市場占有率)は、ドコモが52・0%(前年度末比2・4ポイント低下)で過半数を守った。KDDIは29・5%(0・4ポイント上昇)、ソフトバンクは18・1%(1・7ポイント上昇)だった。
(4月7日 読売新聞)
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