京都市長選で「1000人削減」の門川・元教育長が初当選

「当選=門川大作候補」という結果自体は予想の範囲内。「門川大作候補158,472票(得票率37.2%)、中村和雄候補157,521票(同37.0%)」という大接戦になるとは予想の範囲外。(選択肢が無い状況とは言え)解○や学会支配の町・京都になってしまったのは悲しむべき結果ですが、自公民さらに○同まで相乗りヨイショ支持にも関わらずのこの接戦って、実質的に「敗北」に近い>門川陣営。そういう意味で、当選してもらっては困るけど、見事に接戦を演じてくれた「中村候補GJ!」。

 また、当選結果もさることながら、このエントリーでも注目していた村山祥栄候補が約20%の票をGETしたことは、個人的に喜ばしい限り。今回の全得票傾向から見ると、従来の保守陣営の3人に1人が「解○や学会支配による京都支配=NO!」を突きつけたというわけですからね。保守陣営は今回の結果をよーく考えて次の市長選の候補決めないと、共産党に油揚げ持ってかれるぞ♪。

 任期満了に伴う京都市長選は17日、投開票され、無所属新人の元市教育長、門川大作氏(57)=自民、公明、民主府連、社民府連推薦=が、弁護士の中村和雄氏(53)=共産推薦=ら無所属新人3人を破り、初当選を果たした。投票率は37.82%で前回(38.58%)より0.76ポイント減少した。

選挙戦は市議会与党が相乗りで擁立し、桝本頼兼市長の後継となる門川氏と、共産が推す中村氏による非共産vs共産の「2極対決」に、前市議の村山祥栄氏(30)が割って入る構図で展開。門川氏は政府の教育再生会議委員としての実績や一昨年続発した市職員不祥事の一掃、職員1000人削減を訴え、「市役所内部候補」の批判をかわした。府連レベルも含めて推薦した4党は国政での対立を棚上げし、共産市政阻止を旗印に協調した。

中村氏は同和行政の完全終結や国民健康保険料の値下げなど「市政の刷新」を訴えるとともに、門川氏の教育行政への批判を強めて無党派層への浸透を狙ったが、支持が広がらなかった。

(2月17日 産経新聞)

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